ブレイン・ゲームのレビュー・感想・評価
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まとまりがない
始まりはセブン並みのハードボイルド感があり映像も凝っていたものの編集が雑で何が映っているのかが分かりづらかった。ジェフリーの演技力でなんとかもっていたのに途中であっさりいなくなる。正直、アンソニーホプキンスの演技は寒くて顔の表情がほとんど変わらないから面白くない。車が横転しても普通の顔してたのにはちょっと笑ってしまった。終盤は突然コリンファレルが登場してSFさながらのかサイキック心理戦、と幼稚な展開になるがそれほど攻防する事もなく終わる。サプライズ的などんでん返しも無く強引なハッピーエンドでエンドロール。結局何が言いたかったのかよく分からない、脚本と演出不足の映画。
すっかり毒気が抜けた博士!!
本作を観る人はきっと、凶悪な博士の姿を観たいはずでしょうが、期待に応える事はありませんでした。個人的には犯人は良い人に感じたので、もう少し頑張って欲しかったです。
面白かった!
さすがアンソニー・ホプキンス…。特殊能力レベルの演算能力(本人談)と娘の過去設定を持っているのが見た目と演技でめちゃくちゃ納得してしまうんだよな〜!本筋は人の死が解る予知能力系のオカルトみたいな雰囲気がある。それをクライムサスペンスに昇華出来るの凄いな〜!犯人役の心情もぐっとくる。
カメラの撮り方がドラマハンニバルをマイルドにしたような美術感があって美しいですね。それが犯行の知的さを物語っているようで好き!
羊やセブンを超えるのは無理か…
アンソニー・ホプキンス主演なので観ねばなるまい。
超能力をもつ主人公が犯罪解決を手伝うんだけど、あの能力はジェダイ騎士のルーク・スカイウォーカーと同等だわ。
終盤に犯人に繋がる展開をみせるんだけど、『そこ⁈』って思う。ネタバレするので書き方難しいけど、もっとサイコで良かったんではないだろうか?
アンソニー・ホプキンスをスリラーに引っ張り出したんだから、あの内容では脚本、脚色共に残念…
【観やすいサイコスリラーに文学チックな見所も加わり】
・アンソニー・ホプキンスさん主演でコリン・ファレルさんも出演しているサイコスリラー映画。監督は、アフォンソ・ポヤルトさん。
・触った人の未来や過去が見えるアナリストであるアンソニー・ホプキンスさんがFBI捜査官に依頼されて連続殺人事件を追う、という物語概要。
・連続殺人犯が「なぜ殺すのか」という部分が観ている人を考えさせる要になってきます。犯人には、アンソニーさん以上の優れた能力があり、両者の駆け引きも見所。単純に両者の能力によるバトルが山場になってきますが、ラストで明かされる驚きの事実と、それと共にアンソニーさんのしぐさが観ている人の善悪という観念を一瞬ぐにゃっとしてくれます。それによって、観た後に「何が正しいんだろう」という考察をさせてくれるある種の文学チックな見所もありました。
・コロナで自粛時期に観れた映画としては満足した一作でした。ありがとうございました。
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アレハンドロ・ゴンザレスならどう撮っただろう
個人評価:3.6
安楽死をさらに進ませた行為を究極の愛のカタチとするテーマ。非常に興味深い内容だ。
ただ能力者同士のラリーが表面的で、作り込まれた脚本ではないと感じる。
アンソニー・ホプキンスの演技が素晴らしいだけに残念。
アレハンドロ・ゴンザレスならどう撮っただろう。
好きなジャンル
アンソニー・ホプキンス出演作で見逃していた作品。
皆さんのレビューはいまいちでしたが、
私はこういう好きなので、高得点です。
超能力とありましたが、
所謂サイキックですねこれは。
場所移動って実物行けたかなーとか考えながらwww.
犯人の真意を知ったとき、
憎むべき相手から、複雑な気持ちになったのは否めず、
そして彼もまた、
その苦しみの犠牲者であるこど知ったときのクライマックスは、
なんとも言えない虚無感すら感じました。
果たしてこれで良かったのか。
そして、博士はそれで救われたのか。
なかなかに見せ場の多い作品でしたが、
無駄な色気(装飾映像)が多いので
所々イラッとします。
期待しなきゃ面白い
まずは率直に、こういう主人公が全能みたいなストーリーって難しいなと。
未来が読めるならピンチとかは避けるわけで、ピンチが無けりゃ物語として起伏が無いわけで。
んで、いざピンチになったらなったでご都合主義っぽいというか、
ストーリーを成立させるために”わざと”陥らせてる感があるというか何というか。
まぁね、未来が見えるからって全能なわけじゃないよってことなんだろうけど
それでも主人公のスタンスみたいなのがなんかチグハグな感じがしちゃったなぁ。
そこの揺らぎも含めて人物描写だと言えなくもないんだろうけどね。
死に設定と不鮮明な主題、ニコラス・ケイジのNEXTを思い出した
あまり期待しないでセブンとかそれ系の作品だと思って視聴
まぁ映像表現はなかなか見応えもあるので、映画としてはそこそこのクオリティ
ただ主人公の能力は明らかに過剰な設定、活かしきれていないし
それは流石に超常能力だろう、というような表現もあっていただけない
ニコラス・ケイジのNEXTのような展開もあり、戦闘に緊張感が感じられない
テーマ性が有るようで無い、死のソフトランディングとハードランディングを問うものでもないし・・・
意欲的では有るが、まとめきれていない残念な内容
主人公は特殊能力者でない方がスリリングだったかも。
特殊能力を持ったプロファイラーが連続殺人事件に挑むが、相手も特殊能力を持っていることが分かり・・・という物語。
アンソニーホプキンスとコリンファレル共演のサイコサスペンス。
連続殺人、隠された理由、殺人者との対決、殺人者の意のままの結末。羊たちの沈黙とも、セブンとも言える内容でした。悪くはない内容だとは思いますが、個人的は厳しい評価です。
「特殊能力とサイコ殺人」という部分が上手く結び付かなかった、と言うのが最大の理由でしょうか。FBI側が特殊能力を持たないプロファイラー、と言う設定の方が、より緊迫感が増したように思えます。
主人公の特殊能力も、予知なのか読心術なのかサイコメトラーなのか、設定が今一微妙なのも腑に落ちませんでした。
最後に、やはりアンソニーホプキンスは、サイコ役の方が様になりますね。
安楽死といえばドクターキリコ。犯人が勝手に描く未来予想図はア・イ・シ・テ・ルの言葉の代わりじゃない!
元々は『セブン』(1995)の続編として考えられた企画。いやはや、アンソニー・ホプキンスが製作も務めるって段階で『羊たちの沈黙』のレクター博士にそりゃ似てくるでしょうよ。超能力者のみならず、医者でもあるってところで、白血病だったエマはどうだったんだろうな?とずっと疑問に思ってた。
コリン・ファレルも出演者としてクレジットされてるので、最初はFBIの捜査官なのか~、それにしては老けたな。と、ジェフリー・モーガンに似ているんじゃないかと感じてしまいました。実際に登場する後半では、かなり若作り。え、若すぎるやろ!などと、ちょっと落ちぶれた風のファレルを想像していただけにビックリ。そして、ホプキンスの相棒として活躍するアビー・コーニッシュも素敵でした。
時折挿入されるフラッシュバック映像がきれい過ぎる。と感じたのは前半部分。徐々に不明瞭でもやもやしてて、暗い映像ばっかりになったのも、最後の台詞にある「ずっと美しいものなんてない。いつかは老けていく」に被らせてたような気がします。十字架やらATTICUSという文字、そして螺旋階段の俯瞰図がとても印象的です。
安楽死にしても、患者が直接「殺してくれ」と頼むわけじゃなく、犯人が勝手に未来を予測してしまって、勝手に殺す。本人の意思とは無関係なんだけど、首の後ろにでかい釘を刺して即死させるところがニクイ演出。また、連続殺人を追う中で、全く無関係と思われる猟奇殺人事件も発生してしまうが、それも犯人の未来予想図に利用させて、手を下さずに新たな殺人を行うという超頭脳の持ち主だったとわかるのだ。この辺りは素晴らしい発想。
病気は末期がんやALSやHIV、そして精神疾患。ただ、やっぱり不治の病の患者には近親者の判断が必要だと思う。安楽死に関しても考えさせられるし、直後の未来を予知するスリリングな展開もなかなか良かった。犯人が言う「これに見覚えは?」のポーズは十字架を思わせるのだが、なんとなくマイケル・ジャクソンを思い出したことは秘密です・・・
同類の正体は最後に
アンソニー・ホプキンス主演ものに期待し観賞。まあスリリングな展開と謎解き、そして最後の結末まで、結構楽しめました。
アンソニー・ホプキンスの存在感健在という映画かな。過去と未来が見える能力を持つ人、実際にいたら恐ろしいけど。
これぞ究極の頭脳戦。能力者が下す決断に震える、至極のサスペンス!!
【賛否両論チェック】
賛:予知能力を持つ者同士の読み合いにハラハラさせられるのは勿論のこと、驚きの犯行動機やその是非、主人公の決断等、命の終え方について考えさせられる部分が多い。
否:謎解きの要素はあまりなし。かなりグロいシーンもあるので、苦手な人には向かないかも。終わり方も結構呆気なく、消化不良感が残る。
謎めいた猟奇殺人の捜査に協力する、予知能力を持つ主人公・ジョン。前半は、そんな彼が見たビジョンの断片がフラッシュバックされ、一体それがどんな意味を持っていくのか、観ていてハラハラさせられます。
そして中盤以降に明らかになっていく、同じ能力を持つ犯人の、驚がくの犯行動機。卓越した能力を持つ男・チャールズの、彼自身が持つ揺るがない信念には、果たして何が本当に正しい行いなのか、思わず考えさせられてしまうようです。
ただそれだけに、ラストは驚きこそありますが、やや呆気ない印象も受けてしまいます。何はともあれ、サスペンス好きにはオススメの作品といえそうです。
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