ジェーンのレビュー・感想・評価
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微妙…
いわゆる西部劇で、女性の復讐劇っぽくなっているのですが、話の流れが過去に行ったり来たりで、なんとも微妙な感じがした。
そして、なかなか減らない敵の人数や主人公たちのタフさ(銃で打たれても軽症?)というご都合主義で、なんとも微妙な感じがした。上映時間より長く感じたので、少し退屈したということか?
素晴らしいキャスト
レビューに賛否がありましたが、
ストーリーは至ってシンプルながら
スマート西部劇に大満足。
二日酔いだったが睡魔は皆無。
ポートマン、エドーガートン、マクレガー
それぞれよかったが、やっぱりお目当ての
エドーガートンははずさないな。
味のある雰囲気、いい役者や。
母はたくましいのだ
西部劇である。しかも女が主役とは珍しい。女性が主役の西部劇というと、マリリン・モンローの「帰らざる河」が頭に浮かぶ。それまでの金髪ノー天気キャラとは一線を画した、モンローにとって転機となった作品で、出来上がりも素晴らしい映画だった。
さてこの映画の主役はナタリー・ポートマン。5か国語を操るハーバード卒のユダヤ美人だ。「ブラックスワン」で女の狂気を演じたかと思えば、「水曜日のエミリア」では屈折した再婚女性、「ソー」では単細胞のミーハー女を演じている。幅広い役柄を敢えて選び、イメージを固定させないようにしているのかもしれない。
南北戦争に恋人が参戦する前の情景は柔らかく、美しい。気球のシーンはドローンを使っているのだろうか。それともCGなのか。映画の技術は長足の進歩を遂げたものだ。
一転して南北戦争後の現実世界は土気色で、白黒に近い世界だ。敵の悪役もショボい感じだが、それが逆に現実的だ。ハリウッドのSFにあるように、絶望的に強い敵を相手に奇跡的に勝つようなファンタジーとは違う。ナタリー・ポートマン演じる主人公は華奢で細身の女性で、昔の恋人に助けてもらい、何とか戦う。「ダイ・ハード」の戦い方に似て、リアルである。
戦いの最中に来し方を振りかえるシーンがあるが、思ってもいなかった未来になってしまったという諦めだけではなく、母として強く生きる決意がある。
おなじみのお尋ね者の懸賞金もあり、時代考証はちゃんとしている。立派な西部劇だ。
ジョエル・エドガートン、なかなか渋い
ナタリーポートマンがガンマンになる西部劇。
『ジェーン』を映画館で観てきました。
ストーリーはつっこみどころいっぱいですが、
映像は秀逸です。
役者の演技もしっかりしてて、
銃を向け合った緊迫感がひしひしと伝わってきます。
セリフの間合い、口調の重さ、まばたきの回数とか、
細かいとこまで行き届いてるからでしょう。
そんなディテールまでわかる大スクリーンの映画館で
みたのがよかったかも。
ナタリーポートマンは普通でしたが、
相手役のジョエル・エドガートン。
いい味出してました。
カートラッセル的な、あの秩序あるアウトロー感があります。
くわえてトムハンクス的な、いまそこにあるシーンと
がっぷり四つに組んでる存在感なんかも持ちあわせていて、
いい役者さんだなと思いました。
戦うことが重要
騙されて売春宿に閉じ込められた女性が、昔の恋人とともに敵に復讐していくウェスタンの秀作。ふつうに脚本が良く、映像にも緊迫感があって面白い。断片的なエピソードが観るうちに頭の中でつながってくる作りになっており、編集も良い。惜しむらくは、広告代理店の宣伝方針。ナタリー・ポートマン主演を前面に押し出しすぎ。主演女優など誰でも良い。ポスターもなんで女性ひとりが夕日にたたずんでいるのか?せっかくの良作が、代理店の売出し方ひとつで、失敗作になった典型例。担当者は猛省せよ。僕なら邦題はこうする。【ニューメキシコの決闘】。
あれ、やっぱり
ネタばれしない程度に書きます。
この映画はカップルもしくは夫婦で見ると
良いかもしれません。
最初は西部劇だからとあまり期待していませんでしたが
途中から、昔誘われて見た
名作レオンにストーリー展開が少し似てると思い
途中でこの女優ひょっとして?と思ったら
やはりレオンの子役の女優でした。
なるほど、この映画の監督はレオンを見ていますね。
メガヒットになるとは思いませんが
見て損はしない映画だと思います。
時代劇の側面
昨今は西部劇と銘打たれた作品を気軽に観る機会も少ないので、近場でやっていて演者の面々がそれで、ってなるとまぁ行きますよね♪
ナタリーさんが製作にも関わっているらしいと聞いていたので、男臭いものの想像はしてなかったぶん、ちゃんと埃っぽくて、男臭さで解決できない所も描かれてて、好きでした。なんだかんだ言っても女性に優しい(手前勝手な事を言う女性でも)スタンスは西部劇の王道だと思ってる自分には最高でした。
色んな点で肩透かしを喰らいかねない作品ですが、案外気持ちの良い余韻が残ると思われます。
西部劇好きなら・・・?
突拍子も無い感じで始まり、
大きな感動も無く終わる。
ナタリー・ポートマンは相変わらず綺麗ではあるけど、
話的には今ひとつ。
この家を守る〜皆で出て行こうの流れが良くわからない。
ユアン・マクレガーが出ているのは知っていたが、
黒髪だったからか見た目が全然違った。
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