「音楽は一瞬で消えて行く芸術」マエストロ! マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽は一瞬で消えて行く芸術
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天籟と言う言葉から
「この世で一番美しいものは音楽でしょ」同感する。
僕は少しばかり違う。本当に美しいものは「美しいものが分かる人の心だ」と思う。
音楽が一瞬で消えて行く芸術である事は、三島由紀夫の「金閣寺」の中でも語られている。僕はそれまでそんな事を稽える事は無かったが、「金閣寺」見たいな音楽とは無縁の小説で音楽をそう語っているので、そう信じる様になった。
その一瞬の芸術だから、美しいと結論を付けた訳でない。一番美しい訳だから、どんな音でも音楽と称するなら美しい訳である。従って、その度合いは主観によって違う事になる。つまり、どんなに美しく音楽であっても主観によって、感じ方が違ってくる。だから、美しい音楽の理解出来る人の心が美しく無ければならないと言う事だ。
この映画は漫画が原作の様だが、原作かしっかりした矛盾の無い話に仕上がっていると思う。
指揮の指導に佐渡裕マエストロとは驚いた。
最後の曲が辻井伸行さんとは♥
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