「オーケストラ映画」マエストロ! kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
オーケストラ映画
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解散に追い込まれてから半年。優秀な楽団員はあちこちから誘いがかかり、引き抜きにあっていた。最年少のコンサートマスターとして重責を担っていた香坂(松阪)は練習場に向かうとそこは廃工場であった。舞台の大道具をトンカチでとんとん叩いていた髭面のおっさんが指揮者の天道(西田敏行)だったのだ。経歴も素性も不明の男だったが、彼こそが再結成を企画した張本人であった。
交響楽団の映画は最近多いような気がするが、ほとんどがアマチュア・オーケストラ。プロの楽団というのも珍しい。そのためか、プライドが邪魔をしてストーリーも感情移入が出来ない。唯一アマチュアのフルート奏者miwaがいるけど、彼女も抜群に上手いというのが引っかかる。
コンサートの曲はベートーヴェンの「運命」とシューベルトの「未完成」。こちらもアマチュアではなかなか出来ないよね。
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