海難1890のレビュー・感想・評価
全155件中、1~20件目を表示
🌀『国境を超えた救出劇?ホンマかいな⁉️』美談すぎる!
海難1890
1890年🇹🇷トルコ帝国、🇯🇵和歌山県串本町〜1985年🇮🇷イランのテヘラン
※1890年エルトゥールル号遭難事件
※1985年イラン、イラク戦争
トルコの親善使節団として日本の天皇陛下に会いにはるばる600人の軍人を乗せた船が日本に上陸滞在。アクシデントがあり帰宅が遅れるものの、3ヶ月後にようやく横浜港から国に帰る事に。日本は台風が来る時期だった❗️
🌀『国境を超えた救出劇ですがこんな状況で笑顔で見送れたのかな?』★彡私の心が病んでいるのかな?😓
◉70点。
★彡基本実話なんでしょうがやや美談過ぎにも思えました。
🟠良かった点。
1️⃣なんて良い村人なんだ‼️
★彡みんな真っ直ぐな人々に心が洗われるなー
本当にこんな良い人だけではない様な?しらんけど😅
2️⃣トルコ人の表情と演技良かった。
★彡セリフ抑えめで、会話ができない所がこちらの想像をかきたてられる。ほんま。
3️⃣医者役の内野さん魅力的だった。
★彡『JIN 仁』の坂本龍馬役を彷彿させるまっとこ良い演技やった🙆🏻
4️⃣後半まさかの繋がりは良かった。
★彡繋がりが肝だとわかりました。
5️⃣ほんまかいな⁉️
★彡1985年の『テヘラン邦人救出事件』で調べると本当の話やねんな。
6️⃣人々の真心を繋ぐ‼️
★彡伝えたい事はしっかり把握できた。
🔵悪かった点。
1️⃣台風に攻められる船と芸者遊びで盛り上がる日本人の対比はいまいち。
★彡どちらも物語に集中できへんし、竹中直人さんの役所がいまいちわからへん?
2️⃣経過時間や村人交流の描き方がわからへんな?💢
★彡大事な村人との交流がカットされすぎでは?と思うんやけど…
ほぼ雰囲気しか伝わらず、一番大事な無事やったかと思うけどな。残念🫤
3️⃣やや本当の事だと思いますが美談すぎやなぁ。
★彡良い人だけを集めて映画化した様な部分もあるのではないか?伝えたい事はわかるんやけど。
🫡🤝🤱🏻👘🌪️🌧️💨🌬️🌊🎺🛫🕌❤️🩹🆘➿
エルトゥールル号遭難事件と1985年のテヘラン救出劇を描い実話。特...
エルトゥールル号遭難事件と1985年のテヘラン救出劇を描い実話。特に、日本人の懸命な救助活動に感動。その後の日露戦争での日本の勝利により、トルコとの関係性はより強固に。歴史的な背景から、トルコが親日である理由が分かります。
時を隔てて救い合った日本人とトルコ人の真心
1890年、内野聖陽扮する医師田村元貞は気に入ってる小さな島で診療所を開いていた。一方、日本に向けて出航したオスマン帝国軍艦エルトゥールル号が和歌山沖で座礁して多くの人が投げ出され、田村らが心を込めて治療に当たった。
95年経ってイランイラク戦争でテヘランで取り残された300名近くの日本人がトルコ大使館に救いを求めた。時を隔てて救い合った日本人とトルコ人の真心。麗しい関係が続くといいね。
秀逸の実話ドラマ
トルコが親日国になったわけは、昔、トルコの軍艦が和歌山県の大島近海で座礁した折、島民が決死の救助にあたった話がもとだとは知っていたが、実際に再現ドラマのような映像で観ると圧倒されました。実話ベースだからこそ伝わる真心とエネルギーが満ち溢れています。
映画は海難救助だけで終わらず、時を隔てトルコの恩返しのようなテヘランの日本人救援裏話もつけて、より感動を盛り上げています。感心したのは二つの物語のつなぎ役をしかけたこと、ムスタファを助けた看護師のハル役の忽那汐里がテヘランの日本語教師春海の二役、春海を助けたトルコ大使館員ムラトはムスタファと二役のケナン・エジェというのも絶妙な仕込み、「僕たちは初めて会った気がしない」と思わせぶりなセリフをささやいていましたね。
テヘランの取り残された日本人救出を首相に頼んだのは大使ではなく首相の友人だった伊藤忠商事イスタンブール支店長だったそうで映画と史実の違いは多少あるようです。
それでも、脚本、演出も秀逸、劇中の童謡「故郷の空」の挿入も癒されました。臭くなりそうな実話ベースの感動物語をリアリティを損なわない情熱ある超大作に仕上げてくれました、感謝です。
もっと多くの日本人に知ってほしい
映画の作りとしては、ベタだけど、事実を基にしているので重みが違う。Wikiでエルトゥールル号遭難事件を調べると、船員が灯台まで這い上がって遭難を知ったらしいし、そこから村長に連絡が行き、3人の医師の派遣、村人総出で救出したとのこと。貧しい人たちが自分たちの衣類やら食べ物を差し出して救ったのは史実。映画なので多少の演出はあるだろうけど、もっと多くの日本人に知ってほしい史実。日本人の真心って凄いなあと思い、ご先祖さまが素晴らしい国民性をもっているから、おもてなしを忘れない先進国になったのだなと改めて思った。
トルコでは、このエルトゥールル号の遭難事件のことを、小学校で教わるとか。であれば、空港の人たちも納得したのでしょう。もともと、トルコは、日露戦争のことがあるから親日国だし。勧善懲悪やら、奇をてらっただけの設定の映画に辟易することも多いだけに、ひねりはないけれど、真心を謳った作品はしっくりくるなあって。日本人って素晴らしいし、こういう精神が、世界に輸出できれば、争いごとも少なくなるだろうなと思う。
日本は、米国の属国に甘んじた平和主義を標榜しているから。米の了承がないといろいろと動けないだろうから。イランが関係していたし。早く真の独立を遂げてほしいと思う。
前半は1890年、後半は1985年
前置き(前半)では演出?が“べた”で安っぽく感じました。
又あらすじとは全く関係ないですが、医師役の男性の不自由なく喋る英語にそんな訳ないだろうって思ってしまい“造られたもの”だなと言う感覚が頭から離れなくなってしまいました。
時は1890年。相手の英語を理解し日常会話をペラペラ話す人が日本いや和歌山にどれ位いたでしょう。英語教科が当時あったでしょうか?あったとしても医学部ならドイツ語かな?
お互い母国語じゃないのですから会話なんてまなならないのが当然。
時代的に辿々しい英語にしておいた方が良かったかなと思いました。
前半の事故について忠実には作られていないのでしょうか。
後半は短かったですが、主人公の女性の英語はナチュラルで上手かったですね。
彼女は前半ではほぼ喋りませんが、後半ではテキパキと日本語と英語を喋るので一人二役ですが全く別人に思えました。
中東は私が物心ついた時からいつも戦争のニュースばかり。
本当に気の毒。
今も戦争が始まり、イスラエル在住邦人が韓国の輸送機で51人昨夜無事帰国出来たらしいです。日本政府はこの映画同様遅ーい!
同じような事が現在も起きていて何だかなぁと思います。
昨年からあちこちで戦争勃発、平和じゃなくなってきている・・全く嫌な感じです。
もう第三次世界に入っていると囁かれていますね。
この映画に出てくる人々ように世界が感謝や思いやりであふれていたら、戦争なんてない人生をおくれるのに
『言語、宗教、人種 関係なく困っている人がいれば助ける』
これがこの映画の伝えたい事なのでしょう。
善意に涙
見逃していた作品。
思いのほか豪華なキャスティング。
和歌山の美しい海、人の心。
トルコの人たちの誇り。
素直に感動、涙した。
今回、制作委員会と東映さんの協力のもと、全国のイオンシネマ25館で開催されたチャリティー上映。鑑賞料金のすべてがトルコ南東部地震被害への支援に送られるそうだ。
トルコ被災地の人たちが一日も早く普通の暮らしに戻れるように願ってやみません。
困った時はお互い様 トルコはとても親日です。
だからと言って 油断すると 襲われたりもします。
それがしわ 二度旅行しましたが 田舎も都会も素敵です。
遺跡も多く 料理も美味しいです。
映画は 史実に元づき 克明に描かれていて
泣かせます。つーか 泣きます。
何度も泣かされます。(T_T)(T_T)(T_T)
文科省推薦にしないのは もしかしたら政府が救援機を
送らなかったからかーも知れませぬ。
イオンの募金チャリティー ありがとうございました。
素晴らしい企画です。^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
日本とトルコは似ているのかも
トルコ・シリアの大地震を受けて独立系イオンシネマが上映し、その興行全てを寄付に回す試みに今回私も参加しました。
何度みても心を揺さぶられる作品の1つとして日本人の真心とトルコ人の真心を表現する題材にやはり感動し、涙が出ます。
1日でも早い復興とお亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈りしております。
イオンシネマさんの試みに賛同
日本とトルコの友好関係の礎となった1890年9月、エルトゥールル号遭難事件を題材にした、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ。
公開当時に劇場で観に行った作品を今回イオンシネマが再上映して、その興行をそのままトルコ・シリア大震災基金へ全額寄付するという試みに、賛同して再び鑑賞しました。
何度目かの鑑賞もやはり素晴らしい作品。トルコ側の沈没するまでの過程と貧しいながらも平穏そのものだった村人たちの日常が事故で一変する様は胸が痛くて仕方がなかった。日本人の真心は災害国だからこそ、昔から備わっていたんだなと思うと、東日本大震災の頃を思い出してみても模範すべき姿ですね。
2023年2月6日、トルコとシリアに大地震がありました。とても多くの方が亡くなり、また多大な被害をもたらしました。被災者の皆様のお心も休む暇もないと思います。1日も早い復興と亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
根こそぎ拾え!
2021年8月30日
映画 #海難1890 (2015年)
日本トルコ友好125周年を記念して製作された映画
1890年の #エルトゥールル号 海難事故 と1985年の #テヘラン邦人救出劇 を描きながら、日本とトルコの友好関係を振り返るいい映画でした
トルコに行ってみたくなりました
日本人なら見るべき作品
日本とトルコが強い友好関係を保っている、2つの出来事を映像化。
ちょっと教材ドラマっぽい感じになってるけど、終盤のトルコ人の『真心』には、心を揺さぶられました(^^)b
エルトゥールル号の海難事故については、トルコの教科書にも載ってるとかで、トルコ人はみんな知ってるみたいだけど、日本人はこの出来事をあまり知らないという…
なので、この作品を見て知って欲しいですね。もちろん1985年の出来事についても。
ってゆーか、1890年のムスタファと1985年のムラトが同一人物には見えない(^_^;)
タイトルに似合わない良作
なぜこんなひどい題名にしたのか理解はできないが、中身は素晴らしい。
ラストサムライを思い出すような特殊な環境下での異国交流の前半90分と、それがもたらした95年後の結末。
あえて前半に重きを置いたテンポの良さも評価できる。
ノージャニーズノーアイドルのキャスティングにも好感。
映画としての出来映えよりも
史実として日本がトルコを助けたこと、そしてトルコが日本のために救援機を飛ばしたこと、この2点の史実だけで、ここまできちんとした作品を作り上げられたことに感嘆しました。
日本人が「海の民」として、太古の昔から、海で遭難した者が出れば何を投げ打ってでも助けるという美風を有していたことが、この作品のキモになります。
この映画において、英雄は一人ではありません。数名でもありません。
ハリウッド映画とは対照的に、ここは日本なのです。
人々は自分自身が英雄であることすらも知らぬままに淡々と生き、年老いて、次の世代にその生きざまを引き継いでいくだけです。
しかしその日本人としての生き方こそが、真の勇者の生き方であるのだと再認識させられるのでした。
トルコが1985年に、イランイラク戦争さなかのテヘランに救援機を飛ばしてくれたことが、次のポイントになります。
このエピソードは、しかし1890年の遭難の時の恩返しという意味付けはごく薄いのです。
むしろ、トルコ人がトルコ人として生きている生き方こそが、英雄的なのです。
まったく異なる宗教と言語と人種である両国が、それぞれのまっとうな生き方として選んだものが、他人を助けることであったという共通点を味わってみるべき映画だと感じました。
もちろん、この両国の絆が強まることは、地政学的にも好ましいことです。古代中国の范雎ではありませんが、日本が近隣に非友好的な複数の大国と接している現在、両大国の下腹部に親日的な友好国が存在していることが、どれほど好ましいことであることか。
まさに「遠交近攻策」ですね。
トルコ側の全面協力で成立したこの映画が、少なくとも日本とトルコでヒットすることを祈願しています。
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