「どこかで共感、どこかで正義感」紙の月 Hironobuさんの映画レビュー(感想・評価)
どこかで共感、どこかで正義感
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やってはいけないと分かりつつも、やってしまう人間の弱さと快楽に溺れる人間の欲望を見事に映画化。
吹っ切れる所の表情や、猟奇的なとこはさすが主演!!
不倫してしまうお相手の大学生も無気力であり、まー非現実的な夢ばかり語るところは、どこか過去の自分と環境は違うが投影してしまう。
悪い事をすると捕まるのは当たり前だが、掻い潜って回外に逃亡してしまうあたり今ではできない ところなのかもしれない。
紙幣の紙と、夜明けの月をかけて、消えるモノと対象的な描写はどこか幻想的。
本見て映画か、映画見て本はどちらも良き作品かなと!
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