「料理に癒されつつも身につまされる、厳しい自然の中で生きる大変さ。」リトル・フォレスト 冬・春 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
料理に癒されつつも身につまされる、厳しい自然の中で生きる大変さ。
【賛否両論チェック】
賛:ステキな料理に沢山出逢える作品。そんな中にも、大自然の中で生きていく大変さが如実に描かれている。
否:ざっくり言うと「ひたすら料理を作る映画」なので、興味がないと退屈極まりない。エンドロールが2回あるのも、ややしんどいか。
前作同様、美味しそうな料理が沢山紹介されるので、観た後にすっごくお腹が空きそうな映画です(笑)。ただ、決してそれだけではなく、大自然の中で暮らすことの厳しさや大変さ、そして本当の意味での喜び等がきっちりと集約されています。1つの作物を収穫するために、1年前から念入りに準備をしたりする様子なんかに、改めて「食べる」ことの尊さを感じさせられます。
是非とも、デートや家族サービスで食事をする直前なんかに、観ていただきたい作品です(笑)。
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