神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃のレビュー・感想・評価
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小規模なスペクタクル。
17世紀後半、30万の大軍を率いるオスマントルコ軍によって包囲され、
絶体絶命の危機に瀕したローマ帝国が、奇跡的な勝利を収めた史実を
映画化した歴史ドラマ。TV局制作と分かる小規模なスペクタクルや、
少なすぎる登場人物など、歴史の偉大さからはかけ離れているものの
宗教対立に疎い立場にとっては大変勉強になる話。修道士マルコよりも、
カラ・ムスタファよりも、名将の誉れ高いポーランド王ヤン3世ソビェスキが
4万の援軍を従え、戦いの形勢を完全に逆転させる後半が見せ場。
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