「クエスチョンマークが脳内で駆け巡る」複製された男 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
クエスチョンマークが脳内で駆け巡る
これはどういうジャンルに当てはまるんでしょうか。サスペンスやらミステリーであるのは間違いないんでしょうけども。取り扱ってる題材はドッペルゲンガーなんですかね?それともクローンかな?『複製された男』てタイトル冠してる訳ですから。
ちょっとね、整理が付かないんです。何ですかね。何でしょう。いやね、難解なんですよ、本当に。
うん。正直に言いますね。意味が分からなかったです。つか、これ観た方、しっかり意味が分かりました?
自分、かなり難解な映画だよって情報は事前に聞いて知ってはいたんですね。だから上映中は目を皿にして、注意深く鑑賞してたんです。で、別に何もかもが意味不明って訳でもなくて、話の筋や登場人物、今ストーリー展開で何が起こってるのか、的なことは理解できてるんですよ、観てる間はね。時々インサートされる夢か現実か分からないカットまで全部頭に叩き込んで。
そして、あのオチでストン、と幕が切れるでしょ。
はあ?となって。こんがらがっちゃって。アリなんですか、あれ。あれでアリってことは、見逃してる事柄がまだまだ在って、隠された事実がめっちゃ一杯潜んでるってことなんでしょ?あのたった90分間にそこまでの情報量が詰め込まれてるってことなんでしょ?やあ、参っちゃったなあ。
一体どういうことなのか、という推測は出来るんですけど、断言がいまひとつ出来ないというかね。こういうことか!とスッキリいかないというか。
んー、んー。頭を悩ませるなあ。暫く考え込むことにします。
コメントする