トークバック 沈黙を破る女たち

劇場公開日:

トークバック 沈黙を破る女たち

解説

米サンフランシスコの刑務所で誕生し、元受刑者とHIV陽性者の女性たちが自身の人生を芝居にして上演するアマチュア劇団「メデア・プロジェクト:囚われた女たちの劇場」を追ったドキュメンタリー。1989年、女性受刑者たちが人生を取り戻すためのワークショップとして演出家のローデッサ・ジョーンズが創設した「メデア・プロジェクト」は、2008年からHIV/AIDS陽性の女性たちとのコラボーレションを始める。受刑者やHIV/AIDS陽性者たちが自ら声をあげることで、彼女たち自身が偏見や恥にどのように対応していくのか、そうした姿が観客や周囲にどのような影響を与えるのかを見つめていく。監督は、犯罪者の更生プログラムに参加する終身刑・無期懲役受刑者たちを追ったドキュメンタリー「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」の坂上香。

2013年製作/119分/日本
配給:アウト・オブ・フォーカス
劇場公開日:2014年3月22日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
坂上香
共同プロデューサー
麻生歩
撮影
南幸男
録音
森英司
編集
坂上香
音楽
伊藤彰教
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フォトギャラリー

映画レビュー

4.0圧倒的な存在感

2020年3月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

同監督の「プリズン・サークル」に感銘を受けて、1週間限定の上映会に足を運んだ。新型肺炎の影響で、観客が少なかったのが残念!
映画は、女性たちのパワフルなパフォーマンスと存在感に圧倒されっぱなしだった。
彼女たちは最初から強かったわけではなく、容易には打ち明けられない過去、肉親・知人からのレイプ、ドラッグ、売春、窃盗など様々な犯罪歴やトラウマを持つ女性たちだ。
助けてくれる人もおらず、助けを求める術もなく、社会の周辺に追いやられ、非力な存在であった彼女たち。演劇を通して、自分を肯定し、自信を取り戻し、思いの丈を観客に向かって表現する。
そんな彼女たちの姿や発言に私も背中を押され、励まされ、会場を出た。

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共感した! 1件)
ピンクマティーニ

4.0ネタとして過去を話す自分が恥ずかしくなった

2014年4月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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あにー