「家族がテーマの映画を撮ったのに離婚したベンアフ」夜に生きる regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
家族がテーマの映画を撮ったのに離婚したベンアフ
ヨーロッパからの古い伝統と保守性が残り、家族でありながら正反対の職に就くことが多い街・ボストンを象徴した“家族(ファミリー)”映画。
どんなに放蕩息子でも放っておけない親や、血のつながりはなくてもギャングの一味としてファミリーを構成する組織。それらに人種感や宗教観も絡んでくる。
そんな家族をテーマにした映画を撮ったベンアフが、実生活では離婚してしまったのが皮肉というかなんというか…
これ以上ないほどボストンらしさを詰め込んだ、地元出身のベンアフのボストン愛が溢れた一本。『ディパーテッド』や『ブラック・スキャンダル』などと併せて観るのも一興。
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