カリフォルニア・ダウンのレビュー・感想・評価

3Dで観ましたが、迫力はとんでもないです。

日本では3.11の影響もあり、公開が延期されてましたが、公開してよかったんじゃないかと思います。

災害対策に問題提起し、起こった後も未来志向で良い作品だと思います。 但し好き嫌いはあると思いますが…

主人公の、職業が他の、設定なら、まだ、すんなり見れるけど。その点差し引き見ないと、残念なお話しかな。CGなどは、見にくい国際線の、つたない個人モニターでも、ちゃとしてましたから、ただシーンよっては、日本人として辛い場面に、取れるかも、 親子愛映画です。

災害時にどんな危険な場所でも向かって助けてしまうレスキュー隊の父親。
大震災時にも様々な被災者を助けなければならない立場であるにもかかわらず、自分の妻と娘を助けることしか考えない最低なレスキュー隊。
胸が大きな娘が逃げ回るシーンは、アメリカ映画らしく笑えた。

70年代から培われた災害パニック映画のお約束を片っぱしから踏襲しているので超安心して観れるジェットコースタームービー。
個人的にはロック様の娘役を演じたアレッサンドラ・ダダーリオのキュートさにノックアウトされました。ちなみに言われなきゃ判らない感じでカイリー・ミノーグも出てました。

そりゃ全世界的に言ったら、
災害時の強奪はデフォなんでしょうし、
結果からすれば、それで命拾いしてる訳で、
でもこうも当然の如く描いちゃって、
いいんでしょうか？Ｒ１６じゃないんだし。

極悪非道な犯罪なら１３才だって理解出来ますが、
意外にこういった普通に見えてしまうシーンから、
あぁこういう時はいいのかと学んじゃうような気がします。

それから、テイラー・スウィフト聞きながら、
ノリノリでクルマ運転するのはいいですが、
携帯チェックしながらってのもダメですよ(苦笑)

あと、ヒロシマ型の何倍って表現も、
もういい加減に辞めてもらえませんかね。

地震そのものについても、
実際に断層型、プレート境界型、津波と、
経験し尽くしてる日本人からすると、
まるで冗談のような設定の数々に呆れるばかり。
ツッコミどころ満載です。

だからこの映画は完全なフィクションとして、
これもやはりＩＭＡＸ３Ｄで楽しみましょう。
最初っから最後までハラハラドキドキ、疲れました(苦笑)

私的には夥しい数のアップルマークと、
セクシーおねえさんの胸の谷間が印象的でした(笑)

追記
日本では公開延期ですか？
www.nicovideo.jp/watch/sm26357491
最終版の予告編でここまで見られるのに、
延期するのは行き過ぎだと思いますがねぇ。
初めから地震・津波の映画だと分かってる訳だし。