バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のレビュー・感想・評価
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バットマンとスーパーマンを同じ映画に登場させる、と言う点は申し分ないが。
クリストファー・ノーラン。ザック・スナイダー。
オレの大嫌いな映画人である。だが前作「マン・オブ・スティール」は、ザック・バカエンジェル・ウォーズ・スナイダーのシリアス・ダークナイトのうじうじ路線と「見せる(すぎる)スローアクション」からの「見せない(詐欺)超高速アクション」への転換に非常に興味深く見させてもらった。スナイダーの映画としては気に入ったほうだった。
だが、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」でもういいや、と思ったオレが本作をまあ、期待たっぷりに見ることはまずない。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」
その続編にあたる本作の原題はVだが、VSにしてしまう日本人ヒーロー気質に微笑みはするも、ジャスティスの誕生の副題をそのままつけて、完全に「ファン以外門前払い」の作りにはなっているだろうなとマゾ的な視点で期待しつつ鑑賞。
バットマンとスーパーマンが「仮に」戦うとなると、ミドリのアレが出てくるのはアメコミファンでなくても映画ファンならわかるわけで、そんな二人の戯れにオレの興味はない。
ベン・アフレックの「スケベ」封印のウェインにちょっとがっかりも、「いからせ肩」に絶えず苦笑い。アーマースーツになるなら、肉体はそうでなくてもよいでしょう。ましてや、相手は「神」である。おなじく「スケベ」封印のジェレミー・アイアンズのアルフレッドにはそれ以上に失笑。
しかし、ダークでなければいけなかった男の、神のような、そして一瞬にして多くを救う、そして一瞬にして無に帰することのできる力、との出会いと葛藤。ウェインの、スーパーマンへの「複雑な感情(いや単純か?)」は十分に伝わり、かなわない敵。だが、果てなき挑戦は良く描かれている。
本作の、バットマンとスーパーマンを同じ映画に登場させる、と言う点は申し分ない100点満点。
だが、本作何といっても一番の欠点はジェシー・アイゼンバーグ。
こいつは、あれだね、「ファントムメナス」のジャージャーだよ。出るだけで、しゃべるだけでイラッとする。いや、もちろんそういう役作りなんだどうけども、「渋い」ベンと「眉間しわ寄せ」ヘンリーの間に立つには軽すぎて、暗い画面の色調にあっていない。
こいつのつくる「アレ」もまあ、ありふれた造形で、こいつとのバトルがまあ、退屈だ。またハリウッド映画では珍しく「敵が待ってくれる邦画伝統芸」を魅せてくれる。
そして「昔から老けていた」コンビ、エイミー・アダムスとダイアン・レインの女コンビ。「スーパーマン」に登場する女性はピンポイントで狙われる点は「らしくって」良し。
全体的に演出は極めて「幼稚」。画面は暗く「シリアス(笑)」。ザックとノーラン。この二人の存在こそ、まさしく本作を象徴している。バットマンとスーパーマンとは、まさしくこいつら。
それこそが本作のバランスで、うまくいったところであり、ダメだった点でもある。そこがチラチラ見えることがとても面白い。
だが、アイゼンバーグだけがバランスをぶち壊して興ざめである。
何故、ヒーロー同士が闘わねばならなかったのか?
今回は、Blu-ray、アルティメット・エディションでの鑑賞です。
ヒーローもの大好きオヤジとしては、あのバットマンと、あのスーパーマンが同じ画面に登場するってだけで、大喜びなんですが、何しろ暗い。
冒頭部分は「ガメラ3」を思い出しちゃいました。 前作の「マン・オブ・スティール」での激しい戦いからの続きです。あれだけの激戦で街を破壊していれば、中には巻き添えを食って被害に遭う人がいるのは当たり前なんだけど・・・。
古くは、ウルトラマンの時代から、街中で戦って、いくらビルを壊しても、そこを問われることはなかった。(ギャグで突っ込まれるものはあったかと思いますが)
正義が勝つために、悪を倒すためには何をしても許される?
変な話ではありますが、そこって、ヒーローものとして触れちゃいけない部分でしたよね。 あえて、そこを掘り下げて、バットマンとしての正義とスーパーマンとしての正義がお互いを認めない。
ストーリーの展開としては、非常に面白い。映画館で見た時には、やたら暗いって印象が強くて、子供の頃から知っているバットマンでもなければ、スーパーマンでもない、別の次元での話に戸惑いがあったのですが・・・
今回は、メチャはまりましたね。
昨今の仮面ライダー映画でよくあるライダーどおしが戦うものと違って、非常に納得できる展開でしたし、面白く見させてもらいました。
どう考えてもバットマンに勝ち目はないと思える闘いでしたが、なかなかどうしての健闘に、大興奮でした。
そして、その後の異生物とのド派手な戦闘シーンも大迫力!ワンダーウーマンが、また良いですね。
でも、この闘いには予想も出来なかった結末が・・・
【ネタバレ】
前作で登場したスーパーマンがいきなり亡くなってしまって・・・
まぁ、ラストカットで復活の兆しは見えるんですが、ジャスティス・リーグへの布石ですね。
「ワンダー・ウーマン」の例の写真とか、アクアマン、フラッシュ等のチラ見せとか。
明らかにマーベルの手法を意識した作りでした。
ところがこの後の「ジャスティス・リーグ」の不評?と「ジョーカー」の大成功から、独立した作品へ移行されたような気がします。これがまた良かったんじゃないかな。
バットマンvsスーパーマン<ワンダーウーマン。 世紀の対決になる!…筈だったのに。
DCコミックスのヒーローたちが一堂に会するシリーズ「DCEU」の第2作にして、スーパーマンを主人公に据えた2013年公開の映画『マン・オブ・スティール』の続編。
前回の戦いから18ヶ月後。スーパーマンの存在に対しての人々の意見が分かれる中、バットマンとしてヴィジランテ活動を続けていた大富豪ブルース・ウェインと、大企業レックス・コープの社長レックス・ルーサーJr.はそれぞれの思惑を胸に行動を開始する…。
監督は前作から引き続きザック・スナイダー。
製作総指揮に名を連ねるのは、前作では製作/原案としてクレジットされていたクリストファー・ノーラン。
音楽を担当するのは、前作から引き続きハンス・ジマー。
○キャスト
クラーク・ケント/スーパーマン…ヘンリー・カヴィル。
ロイス・レイン…エイミー・アダムス。
ベリー・ホワイト…ローレンス・フィッシュバーン。
ジョナサン・ケント…ケビン・コスナー。
○新キャスト✨
ゴッサム・シティをホームに、20年に渡り悪と戦い続ける闇の騎士、ブルース・ウェイン/バットマンを演じるのは『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ゴーン・ガール』の、映画制作者としてオスカーを獲得した経験もある名優ベン・アフレック。
謎の美女ダイアナ・プリンスを演じるのは、『ワイルド・スピード』シリーズや『ナイト&デイ』のガル・ガドット。
レックス・コープの社長、レックス・ルーサーJr.を演じるのは『ソーシャル・ネットワーク』『グランド・イリュージョン』のジェシー・アイゼンバーグ。
レックス・ルーサーが調査していた「メタヒューマン」の一人、海中に棲む男アクアマンを演じるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や『バレット』のジェイソン・モモア。
メタヒューマンの一人、光速で移動する男フラッシュを演じるのは『少年は残酷な弓を射る』『ウォールフラワー』のエズラ・ミラー。
第37回 ゴールデンラズベリー賞において、最低脚本賞、最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞、最低スクリーンコンボ賞(アフレック&カヴィル)、最低助演男優賞(アイゼンバーグ)の4冠を達成👎🌀🌀🌀
誰もが認めるアメコミ界の2大巨頭、バットマンとスーパーマンが火花を散らす超大作!
こんな奥の手みたいな題材、誰が監督しても絶対面白くなるに決まってるじゃーん!!…と思いきや…😅
ん。んー…。ん〜〜〜ん……?
冒頭から何が何やらさっぱり分からん。
ブルースと電話してる人誰?
砂漠のテロリストの件何?
ルーサーの目的は?
スーパーマンとバットマンが対立する理由は?
ガル姐さんは一体何者?
バットマンが観た夢(というか次回への布石)は何?
シナリオが全くと言っていいほど頭に入ってこない💦
なんじゃこれ?
バットマンとスーパーマンの対決といえば、ちょっとアメコミを齧っている人なら誰でも「バットマン:ダークナイト・リターンズ」(1986年)が頭に思い浮かぶと思う。
まぁ本作はほとんどこの映画の実写化と言ってもいいと思う。
バットマンのアーマーとか、核で萎びたスーパーマンとかはこのコミックで描かれた内容そのまんまだったりする。
ん〜。
いやまぁ頑張って実写化したのはわかるよ。
たしかにバットマンvsスーパーマンのルックは完璧だった。
しかし、「ダークナイト:リターンズ」でのバットマンvsスーパーマンは確固たる理由があった。この映画にはそれが欠けている。
アメリカという国家を背負って戦うスーパーマンと、ヴィジランテの集団を率いるバットマン。
それぞれの正義のぶつかり合いだったからこのバトルは熱いのであって、ただ「隣町のアイツ、マジムカつくよなぁ〜〜ッッ!!」みたいなヤンキー根情丸出しでバトられても、「はぁそうですか。がんばってね。」以上の感想は湧いてこない。
ちなみに、シワシワになるスーパーマン。
これも「ダークナイト・リターンズ」ではソ連からの核ミサイル攻撃を防ぐという激アツ展開の結果そうなってしまったのであって、あんな無慈悲で無意味な核ミサイル攻撃の影響ではない。
コミックファンが観たい絵面を実写化するも、中身が伴っていないためただただ滑っている。
これは日本の漫画実写化作品でもよくある現象だと思う。
漫画の感動的なシーンというのは、物語を積み重ねることによって到達したものであり、それだけをボンと出されても反応に困るのだということを、いい加減映画制作陣は気づいた方が良い。
メイン・ヴィランはレックス・ルーサー。
みんな大好き、地上最強に挑むハゲ。
今回はハゲてないやん!と思ったらクライマックスでちゃんとハゲた。あそこはわかる人にだけわかる爆笑ポイント🤣
このキャラももうちょいなんとかならんかったんかなぁ。行動原理が全くわからない。
多分ザックはジョーカーをメイン・ヴィランに据えたかったんじゃないかな。
後半のあいつはほとんどジョーカーだったよ…。
死ぬほどテンポが悪い上に、死ぬほどどうでも良いロイス・レインとのロマンス、死ぬほどどうでもいいロイス・レインの落下、死ぬほどどうでもいいロイス・レインの水難などが続く。
とにかくロイス・レインが邪魔くさくてしょうがない。
しかし、たるい内容を我慢して我慢して我慢して…、死ぬほどどうでもいいゴリラのお化けとのバトルも我慢して見続けていると、ついに登場我らがガル姐さん!
ヴァララヴァララ(ドンドン)🎸🎼ヴァララヴァララララ(ドンドンドン)🥁🎼と、景気の良いテーマ曲と共に入場してくるワンダーウーマンのカッコ良さに、フゥゥー⤴︎とテンションもMEGA MAX🏎💨
このワンダーウーマンの活躍を見るだけで、この映画に付き合ってきた甲斐があった!…まぁもっと早く登場してくれよとは思ったけど。
結果、2時間かけて描き続けたバットマンvsスーパーマンよりも、ラスト30分でポンと出てきたワンダーウーマンの方が印象に残ってしまうという事態が発生した訳だが、まぁこの映画はそれで良いんじゃない?
全知全能の神が本当にこの世界に降臨してしまったら、世界はどうなってしまうのか、というテーマは面白いと思うけど、それをスーパーマンでやるなよ。
それに尽きるシリーズだった。
スーパーマン死んじゃった。たった2作品で😥
いくらキリストをモチーフにしているからといって、まさか生き返るなんてことはないよねぇ…😒
「正義」とは…。
前作でモヤっと感じた、スーパーマンの正義のために犠牲になった多くの人々…視点でバットマンが登場。俄然バットマンの味方で本作を見始めたけど、だんだん何をもって「正義」か「悪」かがわからなくなってきた。正義には光ばかりじゃない。バットマンとスーパーマンの闘いは、見てられなかった。
…ここまでは好きな展開だったんだけど、お母さんが同じ名前だから仲直り、って、え、それでいいの??
2人ともそれでいいの?戦争終わり??めっちゃ平和。
おいおいもっと早く言ってよ〜。って後で小突き合うやつやん。
バットマンvsスーパーマンがメインかと思ってたけど、ワンダーウーマン+スーパーマンvs怪物で終わっちゃった。
DCユニバースへようこそ!
『マン・オブ・スティール』を観たのが随分前で内容もほとんど忘れたのでついていけるか不安だったが、特に問題なかった。
オープニングでバットマン誕生について概説があり、ああバットマンが主役なのかと思って観ていたら、終盤他ヒーローが持っていったのであれ?という印象。スーパーマンは死ぬし、ワンダーウーマンもいちいちカッコよすぎるし、バットマンが脇役みたいになっててなんだか煮え切らない。
しかしまあスーパーヒーロー達のカッコよさは十分楽しめたので、これはこれでありか。
GYAO!
バットマンとスーパーマンの心の葛藤
2年前のある事件によってゴッサム・シティや市民を巻き込む、クロスオーバーなストーリー展開は先が気になる構成で、それなりに楽しむことができました。
それぞれの視点で葛藤が描かれている為、感情移入しやすく感情が露わになっていく演技はとても良かったです。
気になったのはワンダーウーマンや世界設定等が過去作の予備知識がないと初めて見る方には見辛く難しい印象がありました。
アクションシーンやCG等のクオリティは高くバットマンシリーズでお馴染みのカーチェイスや圧倒的なスーパーマンの力など余すことなく表現されているのも素晴らしい!
ワンダーウーマン登場からの戦闘はとにかく熱いです!
タイトルなし
スーパーマンの続編ということで、前作を見てないと最初内容がわからない。。バットマンがベン・アフレックになり、マスク越しの髭面とスーツもゴツく、ノーラン作品よりスマートでなく、スーパーマンでない人間なので極端に弱い。。女性のヒーローも後半出て来るが知りつぼみ。アベンジャーズに対抗して作った感があり、続編も思わせるラストだが駄作。。やはりヒーロー物は単独で描いた方がいい。
気になる点は多い
マン・オブ・スティールを観てから本作を観るまでに時間が空いて前作の内容を忘れてしまったからか、全体的に説明不足だと感じてしまいました。
気になった点
・バットマンがスーパーマンにそこまで怒る理由が不明
・バットマンが憎しみに駆られ過ぎ。"Do you bleed? You will."って悪っ。スーパーマン殺そうとするのはやり過ぎでは
・レックスの話し方が気持ち悪い。そういう演出ですが
・そもそもスーパーマンの在り方を議会で決めるとかヒーローものとしてどうよ
アクションとジャスティスリーグに繋がる伏線はよかったです。ベン・アフレックバットマンも良い。
詰め込みすぎ
MCUが好きでDCも見始めたのですが、見ていて一刻も早くヒーローを集める映画を作りたかったんだろうなと思ってしまいました。見てる側としては明らかにスーパーマンが正しかったため、正義と正義がぶつかるというのを表現するのならバットマン側の心情ももっと詳しく描いて欲しかったです。
また、今回は二人の話だけでなくワンダーウーマンやジェシーアイゼンバーグのキャラクター、前回の敵に加えてこれから参加することになるキャラクターなど世界観を広げるためにこの映画に詰め込みすぎて全体的に浅くなってしまった気がします。
それでもヒーロー映画やアクション映画は好きなのでこれから見るのも楽しみにしたいと思います。
まあまあ
うん。まあまあかな。
こっからネタバレアリで書きます↓
今いちレックス・ルーサーがスーパーマンにあんなに憎んでるのかが分からない(自分のもつ権力を超える存在であるスーパーマンを疎ましく思ってるというのは分かるが)
あと正直バットマンがスーパーマンに勝てる訳が無いと思う。バットマンを掴んで上空まで飛んで行って離しちゃえば勝てるでしょ。
核爆弾だかの撃つの早すぎでしょ。もーちょい悩めや。しかもほぼ無傷。
あとラスボスがダサすぎる。ゴリラやん。宇宙生物ゴリラやん。
めちゃくちゃ面白かった
マン・オブ・スティールの続編でバットマンもダークナイトのおっさんよりハマリ役だった
マン・オブ・スティールのときみたいな終始超高速ハイパードラゴンボールバトルってわけじゃなくて、スーパーマンとバットマンがちゃんと互角に戦ってたりバッドマンの対スーパーマン用スーツがカッコよすぎた。
スーパーマンの母親をバットマンが助けるシーンも良かった。
スーパーマンとしては2作目で死んでしまって残念だけどジャスティス・リーグにも出てたと思うのでどうせ復活してるんだろうなと思いながらDCEU次作品のスーサイド・スクワッドを見ようと思います。
2大ヒーローがぶつかる映画だと聞いてたんだけど
そのシーンすぐ終わって和解しちゃったよ。それとさ、悪に染まるスーパーマンって聞いてたんだけど、おい!そんな場面どこにあったよ!彼は最初から最後まで闇落ちしていないよ。広告作る方はしっかりしてよね。笑。
2+1くらいがちょうどいい
怪獣にしろヒーローにしろオールスターキャストへ流れるのはピンでの話づくりが行き詰まった証拠なのだろう。ジャスティスリーグにしてもアベンジャーズにしても多すぎるとそれぞれの影が薄くなる、2+1の本作くらいがちょうどいい気がする。
対決理由、スーパーマンが嵌められたのはわかるがバットマンの心理がよくわからない。
理性では悪いのはゾッドの方なのは自明だろうが円谷さんも街で戦うなという子供の声で頭を痛めたらしいしアメリカでは9.11のトラウマもあるかもしれない、巻き添えの私怨としても演出では桁違いのヒーローへの妬みも少しはあるようで気の毒、卑劣なルーサーならいっそ二人とも嵌めればいいのにね。
それぞれのヒーローぶりを見せたあと決闘に加えてワンダーウーマンまでサービスの総力戦、見応えがありました。
死んでも復活はお約束、ゾッド将軍を生き返らせたクリプトンの宇宙船はスーパーマン復活の伏線かと思いきやもったいぶって先送りは無いでしょう。
お子様向き
対立し矛盾するする諸「正義」の争いや、葛藤を期待していたが、ただのアメコミ映画だった。
いきなりバットマンとスーパーマンが仲間になって、見知らぬネーチャンがでてきて、いったいどうなってるんだ。
ダークナイトとは比べられない。
絵や効果はいい。
中東の砂漠で武器密売のスクープを得ようとしているロイス・レイン(...
中東の砂漠で武器密売のスクープを得ようとしているロイス・レイン(アダムス)を助けようとスーパーマン(カヴィル)が颯爽と登場。ロイスだけを救う間にいくつもの尊い命がテロリスト集団に奪われていく。この頃からアメリカではスーパーマンが正義の力を発揮することで平和になるのかという疑問の声が生まれる。バットマンことブルース・ウェイン(アフレック)もその一人だ。一方のクラーク・ケントもゴッサムシティで拷問を受けてた男たちはバットマンのせいだと主張する。
ヴィランのレックス・ルーサー(アイゼンバーグ)は『マン・オブ・スティール』で死んだゾッド将軍の死体を使って実験を行っていた。インド洋で見つかった鉱石が強い力を発揮するのだと。バットマンとスーパーマンの確執はいよいよ高まり、本当に戦ってしまう。それもルーサーが「マーサの命が・・・」などと言うもんだから。偶然にも2人の母親がマーサだったのだ。バットマンの母マーサは死んでいたのだが・・・
とにかくストーリーがつまらない。そんなに確執を生むほどの原因はなかったのに、市民運動が後押ししたんだろうなぁ。公聴会ではルーサーの仕掛けた爆弾に気が付かなかったスーパーマン。2人の戦いの後、仲直りして巨大なオークみたいな奴と戦い、スーパーマンが宇宙で倒そうと大気圏を超えたあたりで米政府はミサイルを発射!ここで死んじゃうかとも思えたが地球に戻り、共に戦う。
152分の長尺で、ようやく盛り上がるのは120分頃。しかもワンダーウーマン(ガル・ガドット)の登場からだ。途中でも素顔を見せたが、戦いのコスチュームは凄い!しかも強い!とどめはスーパーマンがクリムトナイトの槍を拾ってきて敵に刺すのだが、クリムトナイトのおかげでスーパーマンも死んでしまう・・・あっけない。
ハタメタで描写不足な夢の対決
DCエクステンデッド・ユニバース第2作。
"マン・オブ・スティール" 三部作第2部。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
ついに実写映画で実現した夢の対決ですが、これじゃない感がハンパない。観終わり、とても残念な気持ちになりました。
ヒーローの戦いによって地球は救われたとしても、その際の被害や死者についてどう考えるのかと云うテーマは、本作と同時期に公開された「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でも採り上げられていました。これまで考えても来なかった事柄だったので、深く胸に刺さりました。しかしそれを主張しスーパーマンを敵視するバットマンは、「戦いによって被害が出るのは悪だ」と言っておきながらクリプトナイトを奪取する際はいろんなものを壊していました。自己矛盾も甚だしい。
一方、スーパーマン/クラーク・ケントはデイリー・プラネットで記者として働きながら、恋人のロイス・レインとヨロシクやっていました。バスタブでのラブシーンが情熱的。
こちらはこちらで、バットマンを犯罪者に私刑を下す行為はモラルに反すると云う考えから危険視。スーパーマンらしいですが、白か黒かしか無い短絡的な思考だなと思いました。
時を同じくしてレックス・コープの若きCEO、レックス・ルーサーがねちねちと暗躍。スーパーマンの弱点であるクリプトナイトを手に入れて、ある野望を実行に移しました。
ですが、その計画がいまいちはっきりしません。何がしたかったのか。単なるお遊びにしてはオイタが過ぎる。丸刈りにして刑務所に叩き込むだけでは物足りないくらいに。
運命に導かれるように両者は対決の時を迎えました。お膳立てをしたのはレックス・ルーサーでしたが、ふたりを戦わせて何がしたかったのか、やっぱり分かりませんでした。
バットマンはスーパーマン対策としてアーマードスーツに身を包み、クリプトナイトでつくった槍と煙幕で武装。スーパーマンを後一歩のところまで追い詰めましたが、母親をレックスに人質に取られていること、その母親の名前がマーサだと聞いて怒りを収めました。ブルースの死んだ母親の名前もマーサだったからです。それをきっかけにして、これまでのわだかまりを全て捨て去り、ふたりは共闘することになりました。
…って、なんじゃそれ。都合良過ぎるだろ!
多くの疑問を抱えたまま、大興奮のクライマックスへ。ゾッド将軍の遺体とレックスが自分のDNAを合成してつくり出したドゥームズ・デイがメトロポリスに出現しました。
どうやらこれがレックスの最終目的だったようです?
ちらほら暗躍していたワンダーウーマン/ダイアナ・プリンスも参戦し、バットマン、スーパーマンと共に、ドゥームズ・デイに立ち向かいました。セクシーなコスチュームもさることながら、スーパーマンがやもすれば霞んでしまいそうになるほどのパワフルな戦闘スタイルで、度肝を抜かれました。
ドゥームズ・デイと3大ヒーローの戦いは迫力満点。個性を生かして強敵に立ち向かう様が素晴らしい限りでした。
しかし正直なところ、如何せんバットマンはただの人間なので、あまり役に立っていなかったなと思いました(ある意味では役に立ったとも言えるが)。これは致し方無いかも。
バットマンの褒めれるところは、都市に被害が出ないよう怪物を島に誘い出そうとしたこと。行動と言論に矛盾がありませんでした。クリプトナイト強奪時は別人だったの?(笑)。
大バトルの先には、悲劇的な結末が待ち受けていました。世界中が悲しみに暮れる中、ブルースとダイアナは各地に存在するメタヒューマンたちを集めて、万が一の事態に備えなければならないと考え、それぞれ動き出すところで終劇。「ジャスティス・リーグ」への伏線張りまくりです。
しっくり来なさ過ぎて、なんともかんともな想いを抱きながら、映画館を後にしました。私の理解力が乏しいのだろうかと思っていましたが、「映画秘宝」に掲載された評論を読むと、私の感想と同じような内容が書かれていてホッとしました。
[以降の鑑賞記録]
2018/? ?/? ?:Blu-ray(アルティメット・エディション,字幕)
2019/10/04:金曜ロードSHOW!
2022/06/21:UHD BD(アルティメット・エディション,UG版,字幕)
※修正(2024/06/07)
フィルムっぽく淡い青みがかった映像が好き
最後スーパーマンを助ける理由が母親の名前が同じって所が唯一腑に落ちなかったかな
あと、無知識の人やMCUをヒーローと念頭に置いている人向けではない
マン・オブ・スティール観てないとわからない
二大アメコミ出版社だからといってどちらかに固執し過ぎていると片方が欠けて見えてしまう
別々のヒーロー作品として観るべき
比べるものじゃない
迫力は満点!彼らの闘いやラストのバトルは見応えあったし、手汗握るよ...
迫力は満点!彼らの闘いやラストのバトルは見応えあったし、手汗握るような闘いで良かった!スーパーマンの苦悩の描き方もあるが、ある程度あっさり。ワンダーウーマンの登場はしびれた!が予備知識なしは厳しい。闘わせようとする狡猾なレックスは良い感じ。バットマン、今までよりダーティな感じでモービルもカッコイイ!が、他の人のレビューで思い出す。なんか猪突猛進過ぎるし、「マーサ」で辞めるってなに?みたいなところはあったなぁ…
最終的に面白かったのでいいけど…
ドゥームズデイは原作通り、殺ったな…
ジャスティスリーグでの復活、待ってます!
アルティメットエディションも鑑賞
展開を知っているだけにルーサーの狡猾さやいかにしてお互いを敵対させたかや陰謀のくだりもよく分かるようになっているしそういう描写も多かった印象
でも、バットマンの容赦なく殺してる?ような感じはあまりにもだし、ジョーカーの件があったように見えても、社員が大勢死んだにしても、ルーサーが狡猾にしても、ブルースの振り回されっぷりはいただけない。ブルースかただのバカに見えてくるかもね。
あと、色んなものの回収はなぜ政府やらに先を越されず、ルーサーの手で出来たのかも謎か。
フラッシュが夢に出てきた件はきちんと回収されるのか?
映像は綺麗
dcはマーベルほど詳しくありませんのでご容赦ください。
バットマンってこんな馬鹿だったっけ?
完全に私怨で動いてたと思うのですが…
そんでオカンの名前聞いた途端「ま、ええか」になるとかなにがしたいねんというw
スーパーマンは実際原作でも死ぬようですが、映画でこれをやるには早過ぎるんじゃ?と思いました。
ジャスティスリーグをやりたかったにしろスーパーマンの映画そんなやってないんだし死なせなくてもねえ。自分だったらビジネスも踏まえてまだスーパーマン死ぬ話はやりませんけど
まあ正直ひとりだけ強すぎるのでスーパーマンいても今後の映画作品の扱いに困るだろうからこうなったのもまあ理解できるが。
予想通りのつまらん作品。
あとなんちゃらJrがウザかったですね。ああいう「サイコ」気取りの悪役、もう要らんのよ。ジョーカーでじゅうぶんだし。わざとらしい。
全112件中、1~20件目を表示