「圧倒的美術センス」バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的美術センス
マン・オブ・スティールが、戦闘演出が赤点のドラゴンボールでがっかりだったので
正直全く期待していなかったが
本作ではちゃんとクリプトナイト製武器などで戦闘の緊張感をもたせるなど、
超人プロレスとして成立しているのでなかなか楽しめた
展開もマンネリしない、テンポよく進んでいくのも好感
バットマンという飛行能力のない存在がいるので、
何でもあり感が抑えられているのもアクションとしてよかった
宇宙船を格納する施設
異星人の遺体を保管する棺
バットモービル他バットマンの装備
登場する小道具、背景、いずれも心躍るデザインで、ほんの数秒のために惜しげもなく登場する
これらを見るだけでも楽しめる。
ダークナイトのイメージが強すぎて
スパイダーマンのようにワイヤーで高速移動しながら
フル装備で銃火器を連射するバットマンは最初「んんん?」となったが
まぁこれはこれでアリ
キャラクターの心理描写がいささか納得いかないところもあるが
先刻承知感は抑えられており、単独映画としてはきれいにまとまっているし
映像の迫力が凄まじい
ストーリーはちょっと微妙だが、映像作品としては十分楽しめた。
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