「一作目のジョークをクドくした劣化版」モンスター上司2 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
一作目のジョークをクドくした劣化版
この作品を観るのは今回で2回目になります。
前作と比べるとプロローグから何やら駆け足で始まり、前作と比べると見劣りする“最悪の上司”の姿にため息を禁じ得ませんでした。
主人公3人組のうち、カートは怒りを覚えるほどの役立たずで、デールの喚きっぷりにイライラが募り、クライマックス手前はなかなかのストレスでした。それでもゲスト的にジョナサン・バンクスが刑事役で登場、変態歯科医役のジェニファー・アニストンの魅力や、まさかの猫好きだったエセギャングスタ役のジェイミー・フォックスの存在が勝り、最後までなんとか観ることができました。
最後まで観るとそんなに悪い映画ではなく感じ、エンドロールでは前作同様NGシーンを交えた映像が待っていて観ていて楽しかったです。素の姿を見るとなんだかホッとします。
卑語は相当出てきますが、くだらない内容でバカ笑い出来るので休日の夜などにオススメの映画です。
宜しければどうぞ。
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