「感動してしまった…」ジャッジ 裁かれる判事 m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
感動してしまった…
法廷物と思いきや 実の所は親子の物語で、胸にズシンと来た…。
若い頃に悪さばかりしていた次男と、地元で判事をしている父親との不仲のせいで 長い間疎遠になっていたけれど、あるひき逃げ事件によって距離が縮まっていく過程を描いている。
地元に残って生活している、学生時代の彼女(ヴェラ・ファーミガ)の存在や、事故のせいで将来の夢を絶たれた兄、障害を持つ弟、判事として長年街のために尽してきた父親…主人公(ロバート・ダウニー・Jr)を取り囲む人達には複雑な人間模様があり、一筋縄ではいかないもどかしさや悲しさがあった。
主人公の普段の裁判での戦略も、父に対する反抗もあったのかなと思うと、親が子に与える影響の強さを感じた。
ビリー・ボブ・ソーントンの敏腕弁護士ぶりも良かったですよ。
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