「リーアム・ニーソンが、息子と彼の家族を守るために、敵を殲滅するシンプルなアクション映画」ラン・オールナイト Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
リーアム・ニーソンが、息子と彼の家族を守るために、敵を殲滅するシンプルなアクション映画
ジャウム・コレット=セラ 監督による2015年製作(114分/R15+)のアメリカ映画。
原題または英題:Run All Night、配給:ワーナー・ブラザース映画、劇場公開日:2015年5月16日。
今回の映画では、リーアム・ニーソンはニューヨークマフィアの殺し屋ジミー・コンロを演じていた。ずっと避けられていた息子マイク(ジョエル・キナマン)及び彼の家族の命を、雇い主でもあるマフィア親分ショーン・マグワイア(エド・ハリス)から守るために、戦う。
ニーソンは、最初冴えない姿を見せていたが、戦い始めてからの彼はいつも通り、運転は超人的で、銃撃戦でも肉弾戦でも圧倒的に強く、容赦なくマフィア達を殺し、最後は親分も殺害し、組織員全員を完全に抹殺する。シンプルな構成のアクション映画として、結構楽しめた。
ルパン三世と銭形刑事ではないが、殺人疑いとして彼をずっと追い続けてきているハーディング刑事(ビンセント・ドノフリオ)への主人公の信頼に基づいた、やり取りがユニークで面白いと思った。
あと、何かあると俯瞰図からその地点に移動していくカメラワークは、印象的であった。ニューヨークの隅々への愛から来てる!?このカメラワーク、誰かに東京でもやってもらいたいと思った。
監督ジャウム・コレット=セラ、製作ロイ・リー ブルックリン・ウィーバー マイケル・タドロス、製作総指揮ジャウム・コレット=セラ ジョン・パワーズ・ミドルトン、脚本
ブラッド・インゲルスビー、撮影マーティン・ルーエ、美術シャロン・シーモア、衣装キャサリン・マリー・トーマス、編集ダーク・ウェスターベルト、音楽ジャンキー・XL。
出演
ジミー・コンロンリーアム・ニーソン、マイク・コンロンジョエル・キナマン、ジョン・ハーディング刑事ビンセント・ドノフリオ、エディ・コンロンニック・ノルティ、パット・マレンブルース・マッギル、ガブリエラ・コンロンジェネシス・ロドリゲス、ダニー・マグワイアボイド・ホルブルック、アンドリュー・プライスコモン、ショーン・マグワイアエド・ハリス。ショーン・マグワイアエド・ハリス。