「親子のやっと伝わる愛情」ラン・オールナイト 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
親子のやっと伝わる愛情
リーアムのアクション作品。
こちらは「96時間」とは逆に、娘でなく息子を助ける物語。
中々緻密な脚本で、マフィア・警察・殺し屋からなる絶望的な逃亡劇。
闇の社会の業から逃れられない描写が丁寧で、その生き様をじっくりと観せてくれます。
仲間との対決に最後の対決も本当に熱く、見応えがありました。
最後の最後に出てくる「父さん」の一言、そして飾られた写真。
やっと伝わる愛情に、どうしたって胸が熱くなります。
とても密度の高い作品でした。
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