「ベタだからこそ楽曲が活きる」ジャージー・ボーイズ ハルさんの映画レビュー(感想・評価)
ベタだからこそ楽曲が活きる
普遍性すら感じさせるヒット曲たちを活かすために逆算されたと思われる今作がベタで既視感に満ちたものであることはむしろ必然。素直に共感できるからポップなのだ。
小ネタも良かった。あと、ボブの童貞卒業は「どれだけ奥手なんだよ」と思ったけど調べたら本人は15歳くらいでメンバーと知り合ったというからそれで納得。
世代的によく聞いていたのはBIG TOWN GANGがカバーした「Can't Take My Eyes off You」だけど、あらためてオリジナルの良さを知ることができたのは大きな収穫だった。全然オリジナルの方がいいよね。
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