「音楽に殺された映画」ジャージー・ボーイズ エイブルさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽に殺された映画
登場人物の誰ひとりとしても好きになれないままだった、興味が湧かなかった。終始、私とは無関係な、縁遠い話だった。
なぜか?
なぜなら、彼らは、なぜか、やたら音楽の才能に恵まれているから。
ギターを持てば、ピアノに座れば、マイクを取れば、あっという間にめちゃくちゃ技巧派。そうえがかれている。みんな天才。
なぜ彼らが音楽をやるのか?
チンピラの彼らをミュージシャンたらしめたものは、なにか?
その根本が濁されたままなので、どんな素晴らしいステージに立っても、どんなみすぼらしい転落があっても、感動できませんでした。
序盤は軽快なノリでみせてくれたものの、
果たして何も事件が起こらないので、開始20分で観る気は失せていた。
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