「複雑な人間模様を彩る、名曲の数々が圧巻。」ジャージー・ボーイズ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
複雑な人間模様を彩る、名曲の数々が圧巻。
【賛否両論チェック】
賛:実在の主人公達の盛衰が赤裸々に描かれ、“仲間”というものについて考えさせられる。聞き覚えのある懐かしの音楽が沢山聴けるのも見所。
否:少し長めの映画なので、音楽に特に興味がないと、退屈すること必至。
決して綺麗事だけでは語れない音楽業界の人間模様と、それに翻弄されながらも、自らの夢のために走り続ける主人公達の姿が、感動を誘います。そして、信じていた仲間の裏切りや、愛していたはずの人々との哀しい別れ、夢を叶えることの難しさなんかが、赤裸々に伝わってきます。そんなドラマを彩る華麗な音楽の数々にも、思わず心揺さぶられます。
音楽に興味がないと、結構しんどいことになるかと思いますので、その辺は要注意ですが(笑)。夢を諦められない全ての人に、オススメの作品です。
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