「【『THE FOUR SEASONS』の栄光、挫折、再生の物語。ジョン・ロイド・ヤングのファルセット・ボイスに驚き、クリストファー・ウォーケンのタップする姿に大満足した作品。】」ジャージー・ボーイズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【『THE FOUR SEASONS』の栄光、挫折、再生の物語。ジョン・ロイド・ヤングのファルセット・ボイスに驚き、クリストファー・ウォーケンのタップする姿に大満足した作品。】
クリント・イーストウッド監督がミュージカルを映画化・・・。
多少、不安感を持ちつつ映画館へ。
が、杞憂であった。
『THE FOUR SEASONS』の栄枯盛衰と再生物語は安定の面白さだし、(知らなかった事、多数)
何より、フランキー・ヴァリを演じたジョン・ロイド・ヤングのファルセットボイスにノックアウトされた作品。
又、映画の作りも各メンバーが各々の視点で観客に直接語り掛けてくるので、引きつけられてしまうのだ。
”第4の壁破り”が奏功している。
『THE FOUR SEASONS』は年代的に直接見たり聞いたりしたことはないが、”シェリー””君の瞳に恋してる”などはカバー曲も含めて知っており、大スクリーンで繰り広げられる演奏シーンは圧倒的に楽しかったし、ステージ上の煌びやかな姿とは真逆の、彼らの内輪もめにハラハラしながら、一気にあのラストへ。
マフィアのボス、ジップ・デカルロを演じた名優、クリストファー・ウォーケンのダンスを大スクリーンで観れたのも僥倖であった。
<2014年9月27日 劇場にて鑑賞>
コメントする