劇場公開日 2014年9月27日

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「【『THE FOUR SEASONS』の栄光、挫折、再生の物語。ジョン・ロイド・ヤングのファルセット・ボイスに驚き、クリストファー・ウォーケンのタップする姿に大満足した作品。】」ジャージー・ボーイズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【『THE FOUR SEASONS』の栄光、挫折、再生の物語。ジョン・ロイド・ヤングのファルセット・ボイスに驚き、クリストファー・ウォーケンのタップする姿に大満足した作品。】

2019年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

 クリント・イーストウッド監督がミュージカルを映画化・・・。
 多少、不安感を持ちつつ映画館へ。

 が、杞憂であった。

 『THE FOUR SEASONS』の栄枯盛衰と再生物語は安定の面白さだし、(知らなかった事、多数)
 何より、フランキー・ヴァリを演じたジョン・ロイド・ヤングのファルセットボイスにノックアウトされた作品。

 又、映画の作りも各メンバーが各々の視点で観客に直接語り掛けてくるので、引きつけられてしまうのだ。
 ”第4の壁破り”が奏功している。

 『THE FOUR SEASONS』は年代的に直接見たり聞いたりしたことはないが、”シェリー””君の瞳に恋してる”などはカバー曲も含めて知っており、大スクリーンで繰り広げられる演奏シーンは圧倒的に楽しかったし、ステージ上の煌びやかな姿とは真逆の、彼らの内輪もめにハラハラしながら、一気にあのラストへ。

 マフィアのボス、ジップ・デカルロを演じた名優、クリストファー・ウォーケンのダンスを大スクリーンで観れたのも僥倖であった。

<2014年9月27日 劇場にて鑑賞>

NOBU