「ゼロGアクションが凄い」フルスロットル えのきちさんの映画レビュー(感想・評価)
ゼロGアクションが凄い
『フルスロットル』を鑑賞。
昨年11月に交通事故で急逝したポール・ウォーカーの最後の主演作となる。
舞台は2018年デトロイト。ダミアン(ポール)はブリックマンションと呼ばれるスラム化した無法地帯エリアのギャングに奪われた中性子爆弾の爆発を阻止するために案内役リノ(ダヴィッド・ベル)と共に挑んで行く。
見所は何と言ってもアクションシーン。
ゼロG(無重力)アクションと名付けられたそれは、凄まじいの一言。壁や天井、パイプなどその場にあるものを利用しながら敵とのバトルアクションを繰り広げるのだが、正に無重力で一切留まることなく飛ぶわ跳ねるわ。その様は全盛期のジャッキーを思わせる。凄まじい身体能力である。何より主演2人の息がバッチリ合っている所が爽快感抜群。
また、人質として捕らえられるリノの恋人ローラ(カタリーナ・ドゥニ)のミニスカートから常に披露される美脚も見所の一つと言えるかも。
ストーリーはかなり無理のある展開ながら先の読みにくい構成になっているので飽きることはない。(ツッコミ所は満載だが)
ほとんどスタント無しで挑んだと言われるゼロGアクションは一見の価値あり。
是非劇場でご覧あれ。
コメントする