劇場公開日 2014年8月23日

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「気怠い昼下がりのような一本。」グレート・ビューティー 追憶のローマ 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0気怠い昼下がりのような一本。

2014年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

寝られる

正に黄金の退廃、そんな一本。

乱痴気パーティに始まり、乱痴気パーティに終わる…
時間の止まった都ローマに囚われた、富に追われぬ時間の止まったセレブ達の過去と現在、夢と現を織り交ぜて語られる人生賛歌。

と言って前向きな事は特段ある訳でも無く(主役が65の爺さんだし)
「人生は所詮全てトリック」
で運ばれる物語は、やはりデカダン的退廃臭が強く感じられる。

気怠い昼下がりを楽しめるか、憂うのか…

コレを芳醇と感じられるのがオトナだろうし、「余裕」があると言うことなんだな、と思う作品。

レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ