画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密のレビュー・感想・評価
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彼女の特筆すべき絵は子供(シュリー・モリゾ)の絵にあると思う。
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ベルト・モリゾと言えばこの映画の通り、『マネの真似』とか言う人も多いが、彼女の特筆すべき絵は子供(シュリー)の絵にあると思う。日本の『いわさきちひろ画伯』は多いに影響を受けていると、僕は思っている、。しかし、メアリー・カサット
「青い肘掛け椅子に座る少女」を見て、子供の絵はメアリー・カサットに軍配があがるかなぁって思った。勿論、僕の独断と偏見。ちなみに、メアリー・カサットはエドガー・ドガの弟子の様な女性。ずっと知らなかったが、アメリカ人だそうだ。
マネよりも僕はベルト・モリゾの絵が好きだ。一派の中でも、成熟した才能がより湧き出ている。具体的にはマネの絵は暗いと僕は見た。まだ、マネとベルト・モリゾは恋愛関係ではないし、姉妹の顔が双子のようなので、ストーリーがわかりにくい。
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印象派に興味のある方におすすめ
19世紀印象派の中心人物となった女性画家ベルト・モリゾ誕生のお話。
マネの絵の黒いドレスの女性はモリゾだったんだと分かって勉強になった。これでもう、モネとは間違えない笑。
パリといえど画壇は狭くフランス社会も保守的で、女性が職業画家として1人で生きていくのは無理な感じもよく描かれていた。
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柔軟な強さ
モリゾが生きた時代は、女性に対する偏見が強く、女性が独身で絵に取り組み続けることはとても困難だったと思う。
それでも、モリゾは、自分を曲げず、戦争の中でも絵を描き続け、苦しみながらも、マネから絵画を学んだ。
そのようにして描かれたモリゾの絵画は、優しく、温かくて、穏やかだ。
モリゾは、生きていく強さを身につけたが、それだけでなく、ひたむきさ、優しさを持ち続けるという柔軟さがあったから描けたのだと思う。
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