はじまりのうたのレビュー・感想・評価
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ジョン・カーニー監督×NY
ONCEの
アイリッシュ音楽や
良い意味で埃臭い空気感とは
また違ったNYの雰囲気をまとう
新しいテイストがありました。
ラストにレコードとの契約を蹴ったり、
結局デイヴとよりを戻さなかったり、
グレタとダンが恋仲になったりしないのも
ジョン・カーニー監督ならではでとても良かったです。
Tell Me If You Wanna Go Home
のセッションシーンは圧巻でしたよね!
鳥肌が立ちました!
観た後はなんだか気分がスッキリとして、
前向きになれました。
カントリー調の洋楽が好きな人とかに
お勧めしたい映画です。
あと、余談ですが、
作中でComing Up Rosesだけ
曲のテイストが違う気がして、
調べてみたらONCEの主人公を演じた
グレン・ハンサードが提供した曲でした!
今でも監督と交流があるってことは、
それだけONCEが思い出深いものだったんだろうなーって、
そーゆーのって、なんか素敵ですよね。
Onceほどのインパクトはなかったものの
個人的趣味で、アイルランドのどこか寒々しく清々しい空気感が
好きだったので、Onceの方が好きですが、曲がいいのは勿論、
味のある役者ぞろいで、見応えあり。
トゥルー・グリットの肝の座った姉ちゃんと、
ワンチャンスのふとっちょで冴えない大スター、
ダサい元カレはマルーン5っぽいと思ったら本当にそうでw
高級スタジオだろうが屋外でゲリラ的にやろうが、
有名ミュージシャンのバンドだろうが、退屈してる素人音楽家だろうが、
良い人々が良い空気で奏でた曲は、良い。
まさに、魔法みたいなもんですな。
いい!
ルック◯
シナリオ◯
アクター◯
デプス◯
ラスト◯
オススメ◯
アダム レビーンが出てたのも興奮した!
ダンとダレタの出会いが奇跡を起こした感じだった。
ラストにダレタがダンに送った物も最高の贈り物
音楽っていいねぇ
ラブストーリーを観ると寝落ちしてしまうので、観れるか不安になりつつ頑張って鑑賞した。
結果、よかった。
ストーリーは至ってありがち、特に教訓もない。でも、音楽の重要性、楽しさを再確認させてくれた。「平凡な風景が意味のあるものに変わる。陳腐でつまらない景色が美しく光り輝く真珠になる。音楽でね」
このセリフのシーンがとても良くて、年齢も性別も国籍も違う二人が互いのiPodのプレイリスト聴きながらNYの街を歩き回る。私も歩きでも車でも移動する時はいつも音楽聴いているから本当によくわかる。
セカオザもとある番組でいつも音楽を聴いていればつまらないことも音楽と一緒に思い出になるって言ってたの思い出してセカオザこの映画観たのかなーと思いました。
キーラナイトレイは美人だけど表情がなくてあまり好きではないけれど、意外なウィスパーボイスで歌が上手くて驚いた。
マルーン5のアダム・レヴィーンの高音ボイスはやはりたまらず、曲もすごい良い。
途中でモス・デフことヤシーン・ベイがヘイブラザー!って出てきたとこも好感度アップ。音楽っていいねぇ。と思わせてくれる。終わり方も結構好きでした。
マーク・ラファロがいい
グレダとダンがうっかりいい感じになってあわやデキちゃうかというところで邪魔が入って、友情関係のままだったのがよかった。マーク・ラファロのひょうひょうとした雰囲気とても好き。
好きだなと思ったシーンは、グレダが彼氏とNYにやってきてレーベルに用意してもらった豪華な部屋ではしゃぐところと、トラブルガムの屋敷でプールに入ったり会社のコレクションが映ったりするシーン。精神的に疲れていたのでアメリカンドリームに心踊った。
また観たい!観る‼︎
彼氏が作った曲で浮気に気づくシーンは、激しく共感!わたし自身、作曲するわけでもないのに笑
でも、それぐらい音楽が身近にあって、ライフスタイルに溶け込んでるのは同じだな〜。
否定を肯定に変えるチカラ、新しいものを生み出すエネルギーに溢れる素晴らしいSTORYでした
最高だったところ箇条書き
キーラナイトレイの歌声がキュート
シンプルなファッションもキュート
バーでアレンジが聴こえていくところ
バンドのメンバーを集めていくところ
友達がいいやつ(美味しくなーれ)
お互いのプレイリストをシェアしながらタイムズスクエアを散歩するシーン
音楽があればなんてことない日常風景も輝きだす、っていうようなセリフ
屋上での録音シーン、娘のギター
元彼が悪い奴にならないところ
元彼がライブに来てほしい理由が、君の作った曲でみんなが楽しんでいるところを見て欲しいからだというところ
2人のなんともいえない関係
音楽と創作の楽しさ
キーラ・ナイトレイが酒場で嫌々歌い出して、主人公が脳内でアレンジを加えていく場面が面白く感動的だった。また無名の寄せ集めのメンバーで街中でレコーディングするところもすごく楽しそうだった。チームと音楽の楽しさ、創作の楽しさが描かれていてすごくよかった。
主人公もキーラも何の落ち度もなく「自分は悪くない」設定だったところがうすら寒かった。音楽プロデューサーなんてだらしなく性愛にまみれた生活をしていて当然みたいな立ち位置なのに愛妻家で、キーラ・ナイトレイともほぼセックスも同然かそれ以上のデートをしていてもそこどまりのプラトニックな関係だった。
ひとつのiPodからヘッドホンを二つ接続するの、あれはとんでもなくエロい。キーラ・ナイトレイの頑なな表情が溶けていく感じがした。
キーラ・ナイトレイの友達のデブの家が楽しそうだった。あそこで暮らしたい。
キーラ・ナイトレイが元カレにムカついてわざわざ作曲して留守電に演奏を吹き込むところはよかった。元カレが感想を自分から求めているのに、批判的な感想には反論しているところは面白かった。それを間抜けな男と描いているのかというと、「君ともっとこういう話がしたい」と言い出し、その自己正当化が監督の本音なのかなと思った。誠実な人柄が反映されていると思うのだがもう一皮むけてほしい。むけたらむけたで面白くなくなる可能性もあるので、このままでいいのかもしれない。
音楽がポップで楽しい反面、歌詞の内容が、自殺であったり恨みがましさであったりで、暗かった。そんな人間の負の側面を題材としつつも自分を肯定せずにはいられない、そんなところがいいのかもしれない。
タイトルなし(ネタバレ)
まさに音を楽しむ作品だった。
オムニバスのように物語が繋がっていく序盤や心情を事細かに描写し、フィナーレに向かう終盤など最後まで飽きることなく楽しめた。ほんとにキラキラとしたいい作品だった。無理やり恋愛モノに走らない感じやキレのいい終わり方なども満足だった
優しい映画
全編に流れる音楽は、とても柔らかで、耳にも心にも優しい。
俺もサントラ買おうかな♪
とても可愛らしい映画だった。
なんだろう…出会いから生まれる科学変化というものなのかな?
そんな可能性を提示した作品だった。
誰も特別なな人はいないように思えた。
青臭い夢物語という人もいるだろうけど、いいじゃないか。
1+1が2じゃなくても。
一瞬に生きる
日々生きていく中で、年を重ねるにつれ、感動や興奮は薄れていく。
でも、
それでも、
だからこそ、
その瞬間が訪れたときの感動は心を震わす。
足元からゆっくりと身体全体に染み渡るようにテンポよく進むストーリー、次第に揺れ動く興奮は音楽とともに弾けて踊る。
今この瞬間を精一杯楽しんで生きたい。大切な一瞬を逃さないために。
そう再認識した映画だった。
音楽も物語もよかった。
ダンとグレタがダブルヘッドホンで聞いていた、for once in my life!あのアレンジのこの曲、わたしのテーマソングのひとつ!でてきてとてもうれしかった。
スティービーワンダーのアレンジです。gleeでもアーティが歌ってたバージョンです。
シナトラやブーブレのも好きですけどね。
素敵な音楽があふれていました。
キーラナイトレイのウィスパーボイスも気持ちよかったです。
野外レコーディングも楽しくて素敵でした。
留守電に吹き込んだ別れを告げる歌がよかったです。キュートだけど悲しい歌でした。
でもでも、音楽的には、やはりやはりラストでアダムレヴィーンが歌ったlost starsがダントツ一番でした。あの声!ほんと素晴らしい!彼の本作での一番の仕事はあの曲でぐうの音もでないパフォーマンスをすることでしたね。すばらしかった。鳥肌たちました。
久しぶりにマルーン5聴き直します。
飲んだくれのプロデューサー・ダンと、アメリカに来てアッサリ彼氏に浮気されたグレタが、グレタの作った歌が縁で出会い、最悪な現状を打破してゆく物語です。
再起のストーリーはまぁよくあるかんじです。
が、よくある筋をよくあるやり方で撮り、ステレオタイプな人物が出てきてしまったら、陳腐の一言です。
本作は陳腐ではなかったです。
その要因は前述した音楽と、グレタのキャラクターだと思いました。
彼女の内面に強くフォーカスしてはいませんが、はしばしから読み取れたのは、自立していて、自分を知っていて、ニュートラルな人物像です。
デイブがいなくても1人を楽しめて、浮気を知ったらちゃんとすぐゆって、異国であろうがちゃんと距離をとる。
もちろん悲しいしムカつくから、友達と呑んだくれるけども、部屋で悪口言って歌詞を書くくらいの荒れ方。人に迷惑はかけない。
ダンとの間に流れかけた男女の匂いにも、簡単に流されない。
思春期の女の子への言葉も説得力がある。
本人はただ必死なだけでしょうが、かっこいい人でした。
そこが抜きん出ていたと思いました。
デイブのライブで、グレタは一筋の涙をこぼし、そして踵を返します。
あそこの彼女の気持ちが、すぐには分からず、帰りの道で考えました。
デイブはグレタの曲を、グレタが意図したアレンジで素晴らしく歌いました。
取られて悔しいとかではないでしょう。
元はグレタからのクリスマスプレゼントだった曲です。
デイブへの愛が溢れたからでしょうか?
違うと思いました。彼女はもうデイブへの気持ちにケリをつけていたと思います。
それではなんだったのか。
考えてもよくわかりませんでしたが、自作の曲にただ感動しただけなのかも、というところで落ち着きました。
客観的に自分の曲に感動して、自分で自分を誇らしく思ったのではないでしょうか。そして、素晴らしいパフォーマンスをしたデイブへの感謝もあったかもしれません。
最悪な現状を完全に脱した瞬間の涙だったようにおもいました。
ダンについては、最初のダメダメ部分が胸糞悪かったですが、グレタと一緒に制作を始めてからは、いい感じでした。
妻と元サヤは安易な気もしますがね、ダンは妻が好きなんですね。
本編には関係ないですが、観る前に映画好きの友達が、はじまりのうたよりストックホルムでワルツをの方が断然よかった!と言っていました。
それを聞いてからどちらもみましたがわたしははじまりのうたのほうが胸に迫りましたね。
受け止め方は千差万別ですね。
サントラ聴いてます。
うまくいかない二人が出会って音楽を通して少しずつ前に進んでいく姿は見てて力をもらえました。
特に印象に残った場面は2人で同じ曲を聴く場面。とてもきらきらしたものに見え、憧れてしまいます。
そして最後のライブのシーン、思い出の曲からはじまってそこにピリオドをうった時ぼろぼろ涙が出てきました。なんて潔いのだろう。でもこのタイミングでひげを剃ったのはせめてもの彼なりのけじめなのかなとか思っています。
追記:
個人的には元彼ver.のアレンジの高く突き抜ける声のがすきです。
曲いい。
よくも悪くも綺麗にまとまってると思った。主人公2人の人間関係は掘り下げて描いているが、家族との関係などをもっと描いて欲しかった。人生の落ち目から始まる話だが、個人的にはもっと泥臭く描いても良かったと思う。曲はよかったし、魅せ方も美しかった。カタルシスがもっとあればさらにいい映画になったと思う。
明るい気分で。
めちゃよかった♡♡♡音楽系のやつって鬱や挫折期乗り越えて、的な重い場面が多々あるけど、これはそんな場面も爽やかで始終明るい気分でみれた♪♪
二股イヤホンでの付かず離れずのドキドキ感めちゃわかるー♡(○・∀・)ノ 笑
マークラファロ、ひげもじゃでもかっこよかった(○・∀・)ノ ♡♡♡スーツをバシッと決めたとき、ギャップでめちゃきゃー♡てなってた
久々にジワジワきた♪♪
ジョン・カーニー監督作品はこれが初めての鑑賞。
アメリカで僅か数館から、ジワジワと公開館数を増やしていったのが分かる、ジワジワとくるステキな作品だなぁ。
音楽がテーマの映画は、これぞという曲が1曲でもあれば、もうそれで★3つ4つの価値はあるもので。
「A Step You Can’t Take Back」
冒頭使われる、この曲を巡る一連の流れがもう秀逸で秀逸で。
最初はアコースティックバージョンでかかり、その後、ダンに訪れるアレンジ版がかかるまでの流れ。
この10分足らずの時間で、ガッチリと心を掴まれた。この時点で★4つ。
地下鉄に飛び込む内容の歌詞と優しい曲調も、ボロボロになった二人のはじまりのうたとして、物語とも合っていて♪ナイス。
また、物語の核となる、NYの街中でアルバムをレコーディングしていくというアイディアもなかなかステキで。
そして、勿論登場人物らの成長も描かれていて、こういう映画は好きだな。
言わずもがなだが、アルバムを即購入してしまった。
全59件中、41~59件目を表示












