「なんで?どうしてこうなったん???」はじまりのうた えびかに伯爵さんの映画レビュー(感想・評価)
なんで?どうしてこうなったん???
予告編のキラキラ感が素敵で、この一枚をレンタルする為にお店に寄った(他に八枚借りた)。
凄く楽しみにして見たのに、この砂を噛む思いは何なのか???
俺は、映画について偏食だ。
ハリウッドと邦画しか見ないし。
バイオレンスとかホラーやスプラッタとかサスペンスも見ない。
コメディ/ヒューマンドラマ/(ミュージカルを主とした)音楽映画/コメディ/SF等を主食としている。
前置き長くなった。
これは無い。
前半のどんよりした感じが有るから、後半のキラキラ感が活きるのかも知れない。
壮大な伏線ちゃないけど?比喩コントラスト対比?
でも。
100分の映像で、40分近く、序盤どんよりさせたのは?俺的に→無い!
映画は最初の三十分が大事だと、俺は常々思ってる。
即ち。120分の最初四分の一は我慢して、比喩コントラスト対比なり伏線には付き合うけど、それ以上はムリ!て話しだ。
全体の三分の一40分をどんよりさせたほどのキラキラ感が、後半に有っただろうか?
→Sワンダーの歌声は、日差し降り注ぐNYの街並みに合うし〜
→バンド、ゲリラライブの柔らかい音色も/後半どんどん綺麗になってったKナイトレイの歌声も、素敵だ!
→夜の街角にタイムゴーズバイが流れれば、そこはカサブランカだ!
でもね?
・・でも、前半のどんより感がそんなの全て吹っ飛ばしてる。。。
チキンとプラムて映画と、オーケストラ!て映画は例外だ。
ラスト十分が素晴らしく、それまでの100分が鬱蒼としたネタ振りだった。
でも、何千本も見て来た中で、俺的に例外はこの二本だけだ!
最初に、バンドの明るい演奏シーンが有って、フラッシュバック的に様々な映像を挟んで、やっと一時間過ぎたあたりで全体像が見える!て編集にすべきだったのでは無いだろうか?
どうして?こんな素敵な映画で、こんなレビューになるのだろう?
たまに、述べさせて頂く言葉。。。
『素晴らしい調理器具と、新鮮で芳醇な素材。
〜なのに、出来上がりの料理がクソまずい。
全ては、料理長の瑕疵!!!』
残念無念のガッカリ。。。
期待値高かっただけに、悔しいレビューになってしまいました。