劇場公開日 2014年12月12日

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「果たして本性を見抜けるか。これが人間の本当の恐ろしさ。」ゴーン・ガール 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0果たして本性を見抜けるか。これが人間の本当の恐ろしさ。

2014年12月12日
PCから投稿

怖い

興奮

難しい

【賛否両論チェック】
賛:人間の本性の持つ恐ろしさを生々しく体現。緊迫感の続く雰囲気も、サスペンス好きにはたまらない。
否:過激な性描写や殺害シーンがあり。終わり方も賛否必至か。

 まずR-15なので、描写はかなり過激です。ラブシーンやグロシーンが結構あります。“失踪事件”というどこか不気味な雰囲気の中で、刻一刻と変わる主人公の立場が、克明に描かれていきます。
 ただ失踪の真相は、割りと早い段階で明らかになり、後半はどちらかというと、その真相を受けて主人公が葛藤していく感じなので、謎解きそのものの驚きはさほどといった印象ではあります。あまり言うとネタバレになってしまいますが、
「人間って怖っ!!」
って思ってしまう終わり方です(笑)。好みはかなり分かれるかと思います。
 上映時間も結構長目なので、サスペンス好きな方にはオススメです。

映画コーディネーター・門倉カド