「偏見と差別が生んだ悲劇。現代に問いかける社会派映画。」チョコレートドーナツ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
偏見と差別が生んだ悲劇。現代に問いかける社会派映画。
【賛否両論チェック】
賛:〝偏見”や〝差別”の現実をストレートに投げかけてくる。決してご都合主義ではない終わり方も新鮮。
否:同性愛の描写は、賛否が分かれそうなところ。好き嫌いは観る人次第か。
1970年代が舞台というだけあって、やはり根強い〝偏見”や〝差別”が生々しく描かれます。好みが分かれそうなエンディングも、厳しい現実をまざまざと突きつけられる感じで、説得力があります。
同性愛の描写は賛否両論あるとは思いますが、紛れもない現実を直視したい方に、オススメの作品です。
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