「ゲイカップルの話かと思いきや」チョコレートドーナツ qqさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲイカップルの話かと思いきや
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ゲイバーで歌と踊りを披露しているルディ、ゲイを隠しながら検察官をしているポール。
2人が仲良くなり、恋愛模様が描かれるストーリーかと思ったら違っていた。
ルディの隣部屋に住む親子は母親が育児放棄でクスリにのめり込み、子どもであるマルコは自閉症。
ある日その母親が逮捕されて、ルディがマルコの面倒を見ることにした。
ルディの聖母の様な愛情深さとダイナミックな行動力が素敵だった。
ポールはルディとの関係や自分の性癖を隠したがっているのも、今でこそオープンマインドな時代だけれど差別や偏見まだまだ強く根付いている1980年代が舞台だそうなので仕方ない。
マルコが母親の元ではなく、ルディとポールの元に戻られたならどんなに幸せだっただろうと心が傷んだ。
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