劇場公開日 2014年4月19日

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「悲しすぎる」チョコレートドーナツ marさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0悲しすぎる

2020年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

すごく感動するんだけど、あまりに悲しすぎる。
この作品を見る前と見た後、ものの見方が変わりそうな衝撃を受けた。

テーマとして似ているのは「万引き家族」と「わたしは、はダニエル・ブレイク」だろうか。
法の隙間みたいなとこにいて、いわゆる常識じゃ守れない人たちを描いた作品。

幸せって人それぞれのものだから、
誰かが決めた”普通”じゃ叶えられない人が出てきちゃうわけで。
それって、たとえば法律とか常識とか
そういう巨大な力に踏みつぶされそうになったとき、どうするかっていう。

マルコの“ It's not my home."が、もう涙なしじゃ見てられない。

社会がどうのとか言うつもりは無いけど
家族の幸せ、子供の幸せと、自分の幸せを同じ線上に据えていきたいと強く思った。

最後にもう一度。
作品として素晴らしいのはもう脱帽するしかないくらいなんだけど
もうちょい救いを残してくれても良かったんじゃないの、とは思う。

mar
CBさんのコメント
2020年5月11日

うんうん(激しく、同意)

CB
marさんのコメント
2020年5月11日

>CBさん
コメントありがとうございます!
本当おっしゃる通りで、あのエンディングだからこそ
こんなにも衝撃を受けたんだと思う自分が確かにいます。
自分の感性を見つめなおすきっかけをくれる映画って、
やっぱり傑作ですよね。

mar
CBさんのコメント
2020年5月11日

> もうちょい救いを残してくれても良かったんじゃないの、とは思う

ホントですね。
一方で、救いがないエンディングだから、こんなに、みんなの心に残るのかもしれない、とも思えて、何とも言いようがありません…

CB