「愛に溢れる切ない映画」チョコレートドーナツ よしこさんの映画レビュー(感想・評価)
愛に溢れる切ない映画
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世間では偏見を持たれるゲイカップルが、薬漬けのお母さんに放置されたダウン症の息子を本当の子供ように愛情を注ぎ、一緒に暮らしていけるよう一生懸命生きる、愛に溢れた切ない映画でした。
ラストでマルコは二人の住む家を探すため三日間歩き回って橋の下で死んでしまいました。
なんて悲しいのでしょう。
母親は仮釈放でまた薬漬けの生活をしていました。
最低は母親です。
生みの親より育ての親といってもいいほど、ゲイカップルの方がよほどマルコに愛を注いでいた親でした。
マルコは何も悪く無いのに悲しいですね。
胸が痛くなる映画でした。
映画のタイトルの意味も見ればすごく伝わります。
ハッピーエンドが好きだったらマルコが、なぜアンハッピーな結末を迎えなければならなかったのか。
1年と言う短い時間でも、二人と過ごせた時間はマルコにとって最高に愛を感じた時間だったんじゃ無いかなと思います。
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