「人間の愚かさの象徴」チョコレートドーナツ Kさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の愚かさの象徴
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なんて人間というのは愚かな生物なのだろうか。
主人公がゲイバーで働いていたのは、ゲイバーで働くぐらいしか自分がゲイであることを隠さずに生きて行くことができなかったからであり、それが原因となりマルコは死んだ。
ただただ自分たちとは違う部分を持っていて、その違う部分を理解できないが故差別するということを人類は歴史上何度も繰り返してきた。
共通点の多さには気付かず、互いのささいな違いに嫌悪して、差別を繰り返したくさんの人が死んでいった。
こんな事件があっても、あの判事や弁護士たちは何事もなかったかのように仕事を続けていくのだろう。
このような映画を見るたびに同性愛者への差別がいかに原始的で理論的でない下劣な行為であるかがよく分かる。
同性愛者を差別するような人にはなるまい。
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