グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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豪華キャストだけど、微妙。分かりずらかった…
豪華キャストの映画として認識してて、以前から観たかった作品です。
やっと観れたけど、微妙…
最後まで観て大筋は理解できたけど、途中はイマイチ分かりずらかった。
豪華キャストが売りで、話は微妙な感じですね。
観る前にポスターで誰が出るか確認してから観たんだけど、出ると知ってないとティルダ・スウィントンは気が付かないかも、ハーヴェイ・カイテルも(笑)
レア・セドゥが好きなんですが、出番が超少ないと聞いていたので、1回絡むぐらいだろうと思ってたら、思ってたより多くて嬉しかった♪
シアーシャ・ローナンやマチュー・アマルリックも良かったです。
終わってから気付いたけどベルボーイ役は、トムホ版スパイダーマンの彼だったんかい!!(笑)
少し分かりずらいので、2回3回と何回も観ると理解が深まり面白いのかなと思います。
同じウェス・アンダーソン監督なら『アステロイド・シティ』の方が好きですね…
好みじゃない。
楽しかった
初めは登場人物がわかりにくかったが、笑いあり面白かった
ヨーロッパ随一の高級ホテル・グランド・ブダペスト・ホテルで伝説のコンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていた。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れていたが、ある日、長年懇意にしていたマダムDが何者かに殺害された。マダムDの遺産をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するロビーボーイのゼロ・ムスタファを伴い、マダムDの弔問に訪れるが、遺言により名画を相続する事になり、その絵を持ち帰るが、罠に嵌められ殺人の容疑者として追われることになった。さてどうなる、という話。
年代が1932年、1963年、1985年、現在(2014年?)と飛ぶので、その時代の誰が誰か理解しないとストーリーを追うのに苦労する。
終盤になってやっとわかってきたが、マダムDの遺産を相続する事になるグスタヴとゼロの逃走劇が見所かな。
お金を持ってても命を狙われ早死にするとか、何が大切なのか、考えさせられた。
コメディで色々と笑いが有り面白かった。
日本で見る限り、かなりの知識を要する映画
今年20本目(合計1,562本目/今月(2025年1月度)20本目)。
ホテルといってもホテルは出てくることは出てきますが、大半はそれとは関係のない映画というのがポイントです。
かなりわかりにくい映画となっている事情の一つとして、章立て形式が取られている点があります。古い映画のデジタルリマスター版なのでしょうが、中には日本語の字幕でも「この日本語何だろう?」というような単語も出てくるので、そこがちょっと厳しいかな、といったところです。ただ、幸いにも日本語版(吹き替え版)はアマゾンプライムで見ることができるので、あとで「答え合わせ」ができる点はまぁ良かったかなといったところです。
古い作品のリバイバル上映である関係からパンフレットなんていうものはなく、答え合わせが難しく、うーむなかなかなかといった感じです。ただ、10年くらい前はこうした映画が(日本でも)放映されていたんだなぁとは思ったし、章立て形式は確かに珍しいといえば珍しいものの、あまりみないタイプでそうした章立て形式も新鮮でよかったところです。
採点にあたっては特に差し引く要素はないので(わかりにくい映画であることは言えるが、古い作品についてはその点、技術・ノウハウがないことは仕方がないので、ストーリーがまるでわからない等でない限り調整範囲)、フルスコアにしています。
何なん、エンドロールの端で踊ってるオッサン??w
インパクトしか無いw
展開が速い!ストーリーが多重化してるが鍵が共通してるが、それほどの意味がないw
絵的な面白さがたまらん。
最終的に寂れたホテルに行き着くのが冒頭でわかるので裏寂しい雰囲気に包まれてる。なので、素っ頓狂なストーリーもそれだけではない空気を感じる。
人から聞いた話を書籍化したのを作家の墓の前で読んでる、って過去の逸話っていい加減な想像が映像化されてるのかな?フィルターが重なると独特になっていくのかも。そういう作品だと理解しました。
面白い作品だと聞いていたが想像してたより面白かった。映画館でやってるのがわかって、観たい!となったが9時からの上映?!午前10時の、、、より早いやん!何とか間に合いました。観れて良かった。観終わったら11時前、自己最速でしたw
今は12時30分過ぎ、梅田から新今宮に行って一杯飲み終わったとこです。
再視聴で忘れていたディティールを再確認し、改めて見事なエンタメと感心
主人公の顔が面白い映画NO1
タイトルとサムネイルだけではなんの映画かさっぱりわかんなかった
見た後もなんの映画か余計わかんなくなった
かなり面白かったけど、じゃあ何が面白いかと言われるとよくわかんない。まあなんかこう雰囲気が、、、としか言えない
僕のコンディション次第では全くハマらなかった可能性すらある
人に勧めにくい映画だなあ
三谷幸喜のようなドタバタコメディー?
ウェスアンダーソンは大喜利も強いと思うから笑点とか出て欲しい
レプリカ感、箱庭感、舞台感がオシャレ!!安っぽい言葉でごめん!オシャレ!
あのホテル行ったらどこで写真撮ってもインスタ映えしそう
正直ストーリーよりも画面がオシャレだなあって思ってたので、案外音を消してみても大差ないかも
ただ会話のテンポが全体的に速くて役者がずっとキビキビ行動してる
そんで主演のゼロの顔が主人公史上一番面白い顔っだった
ずっと「えぇぇ、、、」とも「なんやコイツ」ともとれる顔をしている
ロバートの山本さんみたいな絶妙な表情が面白い
臭いのダメ
まず、おしゃれ。
こんなホテル、一度は泊まってみたいものだ。
ピンクや赤の鮮やかさ、豪華なシャンデリア。
カリスマコンシェルジュとベルボーイの逃走劇
華やかなホテル時代、立場、濡れ衣、情勢などなどさまざまな背景が交差し逃走も非常にコミカルで時々クスッとさせられるテンポが小気味良い。
獄中でも変わらないコンシェルジュ魂、脱獄方、優しい囚人。脱獄後のパフュームを所望をする。とても魅力的な人物だし、香水の匂いとかダメだろ…とか思いつつもベルボーイと心を通わせた後は2人して当たり前のようにつける。
ホテルでの下からみる銃撃戦は良かったし、連携プレー。
ソリの部分はニヤニヤが止まらなかった。
そしてフォーカスされるかわいいスィーツやすぐに詩を謳っちゃうところとか好き。
何十年経っても大事な場所で原点であるグランドブダペストホテル。狭い狭い部屋。
ベルボーイから巨万の富を得た彼は何度でも当時の思い出と失ったものを鮮やかに思い出すのだろう。
猫、殺すのダメ。
色彩豊か
欧州の黄昏を見届けたホテル
アンダーソンの映画は「フレンチ・ディスパッチ」しか見ていなかったけれど「グランド・ブダペスト・ホテル」をやっと見ることができて嬉しい!とても面白くて笑えて「これでもかシンメトリー!」も楽しめてゴージャスでした。ホテル内の無人の長い廊下を見るだけで胸がときめく。
歴史ある高級ホテルはスイス。この映画で大活躍のコンシェルジュ・ネットワークでもスイスを感じた。ソレンティーノ監督の「グランド・フィナーレ」も、ダニエル・シュミット監督の「季節のはざまで」も伝統あるスイスの保養地&ホテルが舞台だった。ヨーロッパ各地のセレブ常連客が来るから英語にドイツ語にフランス語。
そしてゴージャスな俳優たち。冒頭でいきなり老婆役のティルダを見てびっくり!シアーシャ・ローナン、灰かぶりならぬ粉かぶりで、美しいお菓子を作る美しいアガサ、動きも表情もおとぎ話の主人公のようだった。レァ・セドゥはアンダーソンの映画ではメイドとか守衛がよく似合う。カイテルに会えたのも嬉しい!スキン・ヘッドで上半身だけだがまた裸だった。カイテルの裸姿にもう慣れて親しみすら覚える。
そして凸凹コンビ、ロビー・ボーイのゼロと彼を見いだしたムッシュ・グスタヴ。戦争孤児で移民のゼロは、詩と絵画とル・パナシュの香りを愛するエレガントなグスタヴからたくさんのことを習う、「アガサを口説かないで下さい」と何度も言いながら。レイフ・ファインズしかできない役でした。常連のノートン、相変わらず素敵。軍服姿のせいか元々の顔のせいか、ノートンもシンメトリーだなあと思った。
登山電車のオモチャ感と同じで余りに可愛くて笑ってしまったのが、雪上アクションの特急スピード感!ゴンドラ・リフト2台を空中停止させての人移動もドキドキ。SSのロゴも雰囲気変えつつ絶対あれだとわかる。例の絵画「少年と林檎」の後に掛けたのはエゴン・シーレ的絵画で余りに真逆で笑えた。ウェス・アンダーソンのマニアックで粘着的職人気質には敬意を払うしかない。
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