グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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何なん、エンドロールの端で踊ってるオッサン??w
インパクトしか無いw
展開が速い!ストーリーが多重化してるが鍵が共通してるが、それほどの意味がないw
絵的な面白さがたまらん。
最終的に寂れたホテルに行き着くのが冒頭でわかるので裏寂しい雰囲気に包まれてる。なので、素っ頓狂なストーリーもそれだけではない空気を感じる。
人から聞いた話を書籍化したのを作家の墓の前で読んでる、って過去の逸話っていい加減な想像が映像化されてるのかな?フィルターが重なると独特になっていくのかも。そういう作品だと理解しました。
面白い作品だと聞いていたが想像してたより面白かった。映画館でやってるのがわかって、観たい!となったが9時からの上映?!午前10時の、、、より早いやん!何とか間に合いました。観れて良かった。観終わったら11時前、自己最速でしたw
今は12時30分過ぎ、梅田から新今宮に行って一杯飲み終わったとこです。
再視聴で忘れていたディティールを再確認し、改めて見事なエンタメと感心
初視聴の際には見事に構築されたエンタメ作品と感心しっぱなし。
その感興冷めやらぬ、あまり期間を置かぬ間の再視聴だったが、ほとんど忘れて居たシナリオディティールに「こんな展開だったのか・・」と再発見し、改めて実に見事なエンタメ芸術作品と再認識。素晴らしい
主人公の顔が面白い映画NO1
タイトルとサムネイルだけではなんの映画かさっぱりわかんなかった
見た後もなんの映画か余計わかんなくなった
かなり面白かったけど、じゃあ何が面白いかと言われるとよくわかんない。まあなんかこう雰囲気が、、、としか言えない
僕のコンディション次第では全くハマらなかった可能性すらある
人に勧めにくい映画だなあ
三谷幸喜のようなドタバタコメディー?
ウェスアンダーソンは大喜利も強いと思うから笑点とか出て欲しい
レプリカ感、箱庭感、舞台感がオシャレ!!安っぽい言葉でごめん!オシャレ!
あのホテル行ったらどこで写真撮ってもインスタ映えしそう
正直ストーリーよりも画面がオシャレだなあって思ってたので、案外音を消してみても大差ないかも
ただ会話のテンポが全体的に速くて役者がずっとキビキビ行動してる
そんで主演のゼロの顔が主人公史上一番面白い顔っだった
ずっと「えぇぇ、、、」とも「なんやコイツ」ともとれる顔をしている
ロバートの山本さんみたいな絶妙な表情が面白い
極上のコミカルファンタジー。
作り込んでて隙がないのに、紙芝居みたいにまったり観られる、やさしいホンワカ感がたまりません。
ミステリーとか言っちゃってさ!ウフフ
いちお謎解きだけどね。
切断シーンとかあるけどね。
臭いのダメ
まず、おしゃれ。
こんなホテル、一度は泊まってみたいものだ。
ピンクや赤の鮮やかさ、豪華なシャンデリア。
カリスマコンシェルジュとベルボーイの逃走劇
華やかなホテル時代、立場、濡れ衣、情勢などなどさまざまな背景が交差し逃走も非常にコミカルで時々クスッとさせられるテンポが小気味良い。
獄中でも変わらないコンシェルジュ魂、脱獄方、優しい囚人。脱獄後のパフュームを所望をする。とても魅力的な人物だし、香水の匂いとかダメだろ…とか思いつつもベルボーイと心を通わせた後は2人して当たり前のようにつける。
ホテルでの下からみる銃撃戦は良かったし、連携プレー。
ソリの部分はニヤニヤが止まらなかった。
そしてフォーカスされるかわいいスィーツやすぐに詩を謳っちゃうところとか好き。
何十年経っても大事な場所で原点であるグランドブダペストホテル。狭い狭い部屋。
ベルボーイから巨万の富を得た彼は何度でも当時の思い出と失ったものを鮮やかに思い出すのだろう。
猫、殺すのダメ。
色彩豊か
すごい評価が良いので鑑賞してみたのだが、正直あまりよく良さはわからなかった。
面白くなくは訳ではないのですがね。
コメディちっくに進むのは面白いですが、なんだか物語が退屈ではあった。突拍子もない展開になったりと、ちと置いてけぼり。
ただ、色彩がらみごと。特にホテルの色とりどりな風景は見事。
まぁ、私にはこういう文学的作品は向かないということで!
欧州の黄昏を見届けたホテル
アンダーソンの映画は「フレンチ・ディスパッチ」しか見ていなかったけれど「グランド・ブダペスト・ホテル」をやっと見ることができて嬉しい!とても面白くて笑えて「これでもかシンメトリー!」も楽しめてゴージャスでした。ホテル内の無人の長い廊下を見るだけで胸がときめく。
歴史ある高級ホテルはスイス。この映画で大活躍のコンシェルジュ・ネットワークでもスイスを感じた。ソレンティーノ監督の「グランド・フィナーレ」も、ダニエル・シュミット監督の「季節のはざまで」も伝統あるスイスの保養地&ホテルが舞台だった。ヨーロッパ各地のセレブ常連客が来るから英語にドイツ語にフランス語。
そしてゴージャスな俳優たち。冒頭でいきなり老婆役のティルダを見てびっくり!シアーシャ・ローナン、灰かぶりならぬ粉かぶりで、美しいお菓子を作る美しいアガサ、動きも表情もおとぎ話の主人公のようだった。レァ・セドゥはアンダーソンの映画ではメイドとか守衛がよく似合う。カイテルに会えたのも嬉しい!スキン・ヘッドで上半身だけだがまた裸だった。カイテルの裸姿にもう慣れて親しみすら覚える。
そして凸凹コンビ、ロビー・ボーイのゼロと彼を見いだしたムッシュ・グスタヴ。戦争孤児で移民のゼロは、詩と絵画とル・パナシュの香りを愛するエレガントなグスタヴからたくさんのことを習う、「アガサを口説かないで下さい」と何度も言いながら。レイフ・ファインズしかできない役でした。常連のノートン、相変わらず素敵。軍服姿のせいか元々の顔のせいか、ノートンもシンメトリーだなあと思った。
登山電車のオモチャ感と同じで余りに可愛くて笑ってしまったのが、雪上アクションの特急スピード感!ゴンドラ・リフト2台を空中停止させての人移動もドキドキ。SSのロゴも雰囲気変えつつ絶対あれだとわかる。例の絵画「少年と林檎」の後に掛けたのはエゴン・シーレ的絵画で余りに真逆で笑えた。ウェス・アンダーソンのマニアックで粘着的職人気質には敬意を払うしかない。
アートコメディ的な
画質が良いとか、ドローンで撮ってるとか、
そういう最近の映像美とか違い、
画角がよかったり、バランスや色調がよかったりと
アートよりな撮影がとても素敵だった。
三谷幸喜とかのシチュエーションコメディぽさを感じながらも、国際的にも時代的にもど真ん中ではないので、爆笑はないけど、にんやりと笑えるコメディ。人間模様もよい。まとまってて、さすがだなあ、と思う。
監督の意図がわかってくるとますます面白い
ストーリーを楽しむタイプの人にはおすすめしない。伏線回収や考察好きな人向き。
このシーン、セリフ、映っているものにどんな意味があるのか、何のオマージュなのか考えながら見ると面白い。
話は軽快で、重いシーンをわざと軽く表現している。深刻に考えさせるようで、実は考えて欲しいのはそこじゃない、という監督の意図が見終わった後に段々わかってくる。 考察サイトを片目に繰り返しみたい映画。
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