グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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登場人物が多くても大丈夫
驚くような仕掛けや展開があるわけではないが、じっくりみていると引き込まれる。いろんな要素が詰め込まれていて、あきずに見ていられる。サスペンス、ヒューマン、コメディ、脱獄、など。
映像は意識的に左右対称にされていることに、途中で気づく。ロケーションに出てくる建物、美術品のいちいちが重厚で美しい。
ラストもさらっと終わって安心して見れるのではないでしょうか。
いつまでも見ていたい
観ていて楽しい
いつまでも心の中に残るすてきな世界
私がこの映画を観たシネマライズって、2016年1月7日で閉館してしまうそうだ。私のようなニワカはともかく、東京の映画ファンのみなさまには様々な思い出がある場所なのだろうと思う。思い出のある場所がなくなっちゃうのって、とても切ないことだ。
「彼の世界は彼が来るずっと以前に消えていた。それでも彼は見事に幻を維持してみせたよ」
この映画は時系列的に、現在(少女)‐1985年(作家/トム・ウィルキンソン)‐1968年(ゼロ・ムスタファ/F・マーレイ・エイブラハム)‐1932年(ムッシュ・グスダヴ・H/レイフ・ファインズ)年と、四重の入れ子構造になっている。登場人物が次々と過去を振り返ったかなたの昔に、私たちはようやくグスタヴを見つけることができる。その時代では目に映るもの何もかもが美しいが華美ではない。ホテルも、人々の装いも、ほんのり温かく優しい色合いだ。古き良き時代を、丁寧に丁寧に宝箱の中に閉じ込めたような、すてきな映画だ。ちょっとブラックなユーモアも、メルヘンチックにコーティングされていて少しも嫌な感じがしない。
しかしそのグスタヴの時代ですら、その美しさはもはや幻だったとムスタファは言う。わたしたちが観たのは、まさに消えゆくその間際のすがただった。痛快な冒険とハッピーエンドの後、グスタヴもゼロの妻となったアガサ(シアーシャ・ローナン)もあっけなくこの世を去る。たくさん笑って楽しんだ後に残る一抹の寂しさが、いつまでもこの映画を印象付けて、私たちの心の中で宝物のように残るのだ。
アレクサンドル・デスプラによるサウンドトラックも非常に素晴らしかった。
色彩がとにかく綺麗。
とにかく映像が素敵でした。個人的にこういう色彩の使い方が大好きなのでとても見ていて楽しかったです。
俳優も豪華で驚きました!!
内容もテンポが早かったのでとてもあっという間な気がしました。
早すぎて、あっさり終わったような感じも否めませんが…
しかし!一度は見て欲しい作品ですね。
タイトルなし(ネタバレ)
いわゆるチラシを見ると、そうそうたるメンツの俳優陣に驚かされる。と言うかどうだ!凄いメンツだろーと言う感じが出ている。
レイフ・ファインズは元より、ウィリアム・デフォー、エイドリアン・ブロディ、エドワード・ノートン、果てはビル・マーレイなどなど、他の映画でしっかり主役も張れるレベルの俳優が沢山出ているのが凄い。
皆んなこの監督が好きなのか、ギャラだけの関係でないように思える。人徳かもね。
アカデミーでは、美術系の賞をほぼ総なめのようですが、まぁ納得という感じ。
だけど手放しで拍手という風には、僕は思わなかった。
ストーリーは想像と違い、監獄からの大脱出や殺し屋との攻防、海外へ逃亡など、イメージでホテル内の出来事が多いと思いきや、全く違ってましたね。
少しコミカルな美術表現など、昨今多いCGを駆使した映像を茶化した様なシーンが印象に残りました。
誰かが書いてましたけど、三谷幸喜風?
まぁ、当然こちらが格上と思いますけどね。
観た感想は、星通りで、2・3度観たくなる様な映画には思えませんでした。
嫌な言い方かもしれませんが、お洒落映画好き、ウンチク好き、自称スノッブさん向けですわコレ。
The Grand Budapest Hotel
うーん、あたしにはよくわからなかったなぁ、、、コメディーということで観たのだけれど、面白いところが、、、どこなのか、、、(笑)
最後らへんの銃撃戦は、ヘンテコで思わず突っ込んだけど(笑)あとはずっと雪とかあって寒そうなのに(舞台はハンガリーみたい)、登場人物の服装長袖1枚?!みたいな、、、(笑)
あとは色使いがかわいかったな!ホテルの制服の紫、ケーキ屋さんのピンク、いっぱい色があって画面が鮮やかだった!
それからホテルの施設(お風呂とかプール?とかエレベーターとか椅子とか)がいかにも古くて、なんか新鮮だったなぁ〜
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