グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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何なん、エンドロールの端で踊ってるオッサン??w
インパクトしか無いw
展開が速い!ストーリーが多重化してるが鍵が共通してるが、それほどの意味がないw
絵的な面白さがたまらん。
最終的に寂れたホテルに行き着くのが冒頭でわかるので裏寂しい雰囲気に包まれてる。なので、素っ頓狂なストーリーもそれだけではない空気を感じる。
人から聞いた話を書籍化したのを作家の墓の前で読んでる、って過去の逸話っていい加減な想像が映像化されてるのかな?フィルターが重なると独特になっていくのかも。そういう作品だと理解しました。
面白い作品だと聞いていたが想像してたより面白かった。映画館でやってるのがわかって、観たい!となったが9時からの上映?!午前10時の、、、より早いやん!何とか間に合いました。観れて良かった。観終わったら11時前、自己最速でしたw
今は12時30分過ぎ、梅田から新今宮に行って一杯飲み終わったとこです。
人生の可笑しさ、面白さ
第二次世界大戦前のヨーロッパ(国としてはズブロフカ共和国という架空の国だが)が舞台、しかもステファン・ツヴァイクに影響を受けた作品とあってもう少し重苦しい話かと勝手に想像していたが、全く違った。あるホテルマンとその助手の大冒険譚で、ジェットコースターのようにストーリーがどこに転がるか分からない面白さ、それを生真面目に演じる豪華俳優陣(世界的に売れる前のレオ・セドゥもいる!)に引き込まれ、最後まで飽きることがなかった。
時代が何層にも重なる物語構成、画面に向かって早口で長台詞を話す俳優たち、カラフルでポップな舞台装飾等、ウェス・アンダーソン監督の映画作りの拘りがこれでもかというほどよく出ており、ひと目見たらこの監督の強烈な個性を忘れることはできない。
結局最後は何が言いたいのか分からないという人もいるかもしれないが、個人的にはこの映画から、(グランド・ブダペスト・ホテルのように)栄華を極める人・物も最後は廃れるのであり、万物には始まりがあって終わりがあるという諸行無常を感じ、儚いからこそ人生は面白いのだということを再確認する機会になったように思う。ちょっと考えすぎかもしれないが。
好きな人は好きかも!こだわりの映像は圧巻...
本編を視聴する前は、予告からすると、おそらくは映像美が中心の映画なのかと思っていた。
実際、様々な"真正面の画角"から繰り出される映像のこだわりは圧巻だった。
照明の角度や人物、物の配置など、展開される場面自体が絵画のよう。
しかし、ストーリーがドタバタコメディ風で結末もあっけない。
最後急にまとめてきた!!と思わざるを得ないぐらい。
個性に触れるという点では、感性が豊かになるかもしれないが、映画として満足度は人の好みによるかも。
こんな映画もたまにはいいか、程度で鑑賞するのが良いかもしれない。
再視聴で忘れていたディティールを再確認し、改めて見事なエンタメと感心
主人公の顔が面白い映画NO1
タイトルとサムネイルだけではなんの映画かさっぱりわかんなかった
見た後もなんの映画か余計わかんなくなった
かなり面白かったけど、じゃあ何が面白いかと言われるとよくわかんない。まあなんかこう雰囲気が、、、としか言えない
僕のコンディション次第では全くハマらなかった可能性すらある
人に勧めにくい映画だなあ
三谷幸喜のようなドタバタコメディー?
ウェスアンダーソンは大喜利も強いと思うから笑点とか出て欲しい
レプリカ感、箱庭感、舞台感がオシャレ!!安っぽい言葉でごめん!オシャレ!
あのホテル行ったらどこで写真撮ってもインスタ映えしそう
正直ストーリーよりも画面がオシャレだなあって思ってたので、案外音を消してみても大差ないかも
ただ会話のテンポが全体的に速くて役者がずっとキビキビ行動してる
そんで主演のゼロの顔が主人公史上一番面白い顔っだった
ずっと「えぇぇ、、、」とも「なんやコイツ」ともとれる顔をしている
ロバートの山本さんみたいな絶妙な表情が面白い
臭いのダメ
まず、おしゃれ。
こんなホテル、一度は泊まってみたいものだ。
ピンクや赤の鮮やかさ、豪華なシャンデリア。
カリスマコンシェルジュとベルボーイの逃走劇
華やかなホテル時代、立場、濡れ衣、情勢などなどさまざまな背景が交差し逃走も非常にコミカルで時々クスッとさせられるテンポが小気味良い。
獄中でも変わらないコンシェルジュ魂、脱獄方、優しい囚人。脱獄後のパフュームを所望をする。とても魅力的な人物だし、香水の匂いとかダメだろ…とか思いつつもベルボーイと心を通わせた後は2人して当たり前のようにつける。
ホテルでの下からみる銃撃戦は良かったし、連携プレー。
ソリの部分はニヤニヤが止まらなかった。
そしてフォーカスされるかわいいスィーツやすぐに詩を謳っちゃうところとか好き。
何十年経っても大事な場所で原点であるグランドブダペストホテル。狭い狭い部屋。
ベルボーイから巨万の富を得た彼は何度でも当時の思い出と失ったものを鮮やかに思い出すのだろう。
猫、殺すのダメ。
色彩豊か
欧州の黄昏を見届けたホテル
アンダーソンの映画は「フレンチ・ディスパッチ」しか見ていなかったけれど「グランド・ブダペスト・ホテル」をやっと見ることができて嬉しい!とても面白くて笑えて「これでもかシンメトリー!」も楽しめてゴージャスでした。ホテル内の無人の長い廊下を見るだけで胸がときめく。
歴史ある高級ホテルはスイス。この映画で大活躍のコンシェルジュ・ネットワークでもスイスを感じた。ソレンティーノ監督の「グランド・フィナーレ」も、ダニエル・シュミット監督の「季節のはざまで」も伝統あるスイスの保養地&ホテルが舞台だった。ヨーロッパ各地のセレブ常連客が来るから英語にドイツ語にフランス語。
そしてゴージャスな俳優たち。冒頭でいきなり老婆役のティルダを見てびっくり!シアーシャ・ローナン、灰かぶりならぬ粉かぶりで、美しいお菓子を作る美しいアガサ、動きも表情もおとぎ話の主人公のようだった。レァ・セドゥはアンダーソンの映画ではメイドとか守衛がよく似合う。カイテルに会えたのも嬉しい!スキン・ヘッドで上半身だけだがまた裸だった。カイテルの裸姿にもう慣れて親しみすら覚える。
そして凸凹コンビ、ロビー・ボーイのゼロと彼を見いだしたムッシュ・グスタヴ。戦争孤児で移民のゼロは、詩と絵画とル・パナシュの香りを愛するエレガントなグスタヴからたくさんのことを習う、「アガサを口説かないで下さい」と何度も言いながら。レイフ・ファインズしかできない役でした。常連のノートン、相変わらず素敵。軍服姿のせいか元々の顔のせいか、ノートンもシンメトリーだなあと思った。
登山電車のオモチャ感と同じで余りに可愛くて笑ってしまったのが、雪上アクションの特急スピード感!ゴンドラ・リフト2台を空中停止させての人移動もドキドキ。SSのロゴも雰囲気変えつつ絶対あれだとわかる。例の絵画「少年と林檎」の後に掛けたのはエゴン・シーレ的絵画で余りに真逆で笑えた。ウェス・アンダーソンのマニアックで粘着的職人気質には敬意を払うしかない。
アートコメディ的な
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