劇場公開日 2014年6月6日

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「プラダが認めた男!」グランド・ブダペスト・ホテル 恩田かーやさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0プラダが認めた男!

2014年6月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

公開前から楽しみにしていた映画です(その割には観るのが遅いf(^_^;)

この監督さんについては何の予備知識もなかったのですが、

偶然『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014』で『カステッロ・カヴァルカンティ』という短編を観て「これは期待できるぞ!」と更に確信を深めました。
(因みにプラダとのコラボ作品だそうで、主人公のレーサーの背中にはプラダのロゴが入っております。)

本作は、とにかく全編通して映像が綺麗で……
まずホテルの外観からして『淡いピンク色と白とブルー』の外国のケーキの様な配色で
中に入れば赤を基調とした内装に
紫の制服で働くホテルマン。

文章にすると毒々しく感じるかもしれませんが(宣材写真も目がチカチカする~よォ(*_*;と感じるかもしれませんが)これが動画で観るとスッゴクいいんです。

まあ、『グラブタH』シリーズでジグソーパズルが出たら、買いますね私は!!( ̄▽ ̄)=3

あとホテルを模した様な『ウェルカム・スイーツ?』これも、「どっかでコラボで食べられへんの?!」って感じです。

主役のグスタヴ氏は
タラシといえばタラシなのですが、割りと憎めない人。

多分「女に恥をかかさないタイプ」だからでしょう。

外国の一流ホテルのホテルマンはお客様の荷造りのお手伝いまでするとか(衣類を旅行鞄にコンパクトに詰め込んだり)

そこまでお客様の生活に踏み込むホテルマン、「恋も生まれ易いでしょう?」と思いきや、
相手は「使用人には下着はおろか裸を見られても平気!」な特権階級のご婦人方なのですから、やっぱしグスタヴ氏は凄腕だじぇ!です。

私も死ぬ間際はグスタヴ氏の様な殿方にゆる~く騙されつつ息を引き取りたいものです。

恩田かーや