「もの凄く特徴的な映像」グランド・ブダペスト・ホテル 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
もの凄く特徴的な映像
普通、脚本(お話)と監督(演出)の役割は半々ですが、この作品は0.5対9.5で監督作品です。
お話自体は若干風変りではあるものの、それほど特筆するほどでもありません。ヒッチやパルマ君ならバリバリのスリラーにするかもしれません。
観てない人に説明しようがありませんが、画面というより画像といった方がいいような映像が製図図面のように幾何学的な構図、別の表現ならアニメーションみたような構図で構成されています。色合いもパステル調。この監督初めて見ますが、これだけ特徴的だとおそらく他の作品もこんな調子なんでしょうね。興味津々。
悪く言えばクセの塊みたような映像なので生理的に受け付けない人も多いと思います。
私はハマりましたが、人に胸張ってオススメするような作品ではないです
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