天才スピヴェットのレビュー・感想・評価
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ずっと見たかったこの作品。思ったより、日常的な背景や雰囲気で落ち着...
ずっと見たかったこの作品。思ったより、日常的な背景や雰囲気で落ち着いていたけれど、やっぱり、ジュネ監督の世界観はステキ。流石。
T.S.を抱きしめたい
子供のころに感じていた根拠のない無敵感を思い出す。
荷造りして旅に出かける準備をしているところは、”エルマーと竜”のよう。旅そのものよりも準備のときが一番ワクワクするかも。
少年が冒険旅行を経験することで、家族の意味を再確認するという王道の物語。
凡庸さは心のカビよと母の科白にはあるけど、家族が一番という平凡な事実が心に沁みる。
少年の独白が多めな落ち着いた作りがいい。
天才少年ぶりがよく出ている!
TS役の男の子の演技が素晴らしい!!
天才少年らしさがものすごく表現されてた。
でもまだ10歳の少年のあどけなさ、弱さも垣間見れて、かわいかった。
結局親はどんな子でも大きな愛情を持っているってこと。
とにかくT.S.がかわいい 大人びている姿や勇敢な演技は見事だが、...
とにかくT.S.がかわいい
大人びている姿や勇敢な演技は見事だが、たまに見せる無邪気な子供らしさに惹かれる
登場人物1人1人の個性が際立っていたこと、自然と都会の風景が対照的で美しかったこと
小窓で出る回想シーン、画面上に現れる計算式や図面
とてもオシャレな映画だった
その反面最後のTVショーはなんかイマイチ、、
伏線がいろいろあるのはおもしろかったがこれといって盛り上がる部分はなかったため3.0
T.S.がキャンピングカーの中の人間パネルになるところがお気に入りでした笑
マツの木になろう
アメリも大好きだけど、もっと好きかも。 前半はちょっと退屈、独特の...
アメリも大好きだけど、もっと好きかも。
前半はちょっと退屈、独特の世界観もくどいと思ってしまうところもあった。
でも、普通なら暗くなるシーンもその世界観によって、そうはならない。
後半からが好き。ハッピー
もったいない。
子供の一人旅のシーン、列車に乗ってからなんて、特に主人公と一緒にわくわくしてたし、ブランコ少女とのシーンなんて、僅かながら本当に面白かったのに…全体として観ると、中途半端に感じて凄く勿体無い。
あと、個人的には(弟の事故)は無い方が良かった。
眠い
最初の頃はこのテンポでもいいけど、途中からアップテンポになるかと思いきやずっと凡庸。景色の美しさだけが見ていて心が晴れる瞬間。特に問題を抱えている家族でもないし、だからどうした感が否めない。頑固な教師を見返してやったシーンとか、船長がどこかでスピヴェットを見て「あのときの!」とびっくりするシーンとか、時折登場する人物との関連をうまく引き出せたらもっと面白かったのに。家族の意外の人物が薄い。
天才でも子供は子供
派手なLOOKにお洒落感が満載で絵本みたいなって「グランド・ブタペスト・ホテル」には敵わない。
家族仲が破綻している訳でも無くそれぞれが仲悪い訳でも無く一体何が問題なのか?
サラァーっと旅して親切な協力者ばかりで直ぐに受け入れられて家族仲良しでハッピーエンドなオチ。
弟の死や父親との葛藤に田舎町とJ・キャッシュの自伝映画「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」に似ている気も!?
ゆるーり観る映画
スピヴェットは可愛いし、映像もキレイ。
だけど、いまいちスピヴェットに感情を寄せることができませんでした
スピヴェットが弟の死のせいで家族から愛されていなかったのかと思いきやそこまででもなく、少し物語のターニングポイントが弱かったように感じました。旅路でのハプニングはまあまあ面白かったです。
何も考えずにリラックスして観るにはいいかもしれないです。
期待は裏切らない。
特にストーリーに面白味があったようには思わない。
ジャン=ピエール・ジュネらしい展開かなという感じ。だけどアメリカの田舎の風景を撮った映像は綺麗だったなぁ。
あとヘレナ・ボナム・カーターは相変わらずカッコいい。
誤解から生まれる愛情もある
家族は自分を愛していない、と思い悩んでいたスピヴェット。
弟の死で自分を責め、さらに孤独を感じてしまう。
しかし、偉大な発明が権威ある賞を獲得し、ワシントンへ一人旅立つことをきっかけに家族からの愛情に気づくことができる。
いくら才能があってもその価値がわかる環境がなければ、それは何の役にも立たないことをありありと描いていた。
スピヴェットにとっての幸せの形は、賞を取って華やかな世界に身を置くよりも、田舎の家で家族と平凡に暮らすことなのだな、という結末で少しほっとした。
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