「主人公の愛らしさは必見」天才スピヴェット ヒカルさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の愛らしさは必見
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どなたかも書かれていましたが「ホームアローン」を思い出させる映画です
ただ「ホームアローン」のように決してドタバタ劇が見どころな訳ではありません
わずか10歳の天才少年T.Sが実は深い悲しみを背負っていること、家族はその悲しみを無かった事のように振舞ってしまい、結果家族がバラバラになってしまったのです
天才少年の物語はこまっしゃくれたキャラクターが多くあまり好みでは有りませんが、この映画の主人公T.Sはちゃんと「子ども」です
ただひたすら愛されたいと願う普通の「子ども」なのです
だからこそ終盤でパパママに素直に「ごめんなさい」と言うシーンは胸が熱くなります
弟の特権と思っていたパパの帽子をかぶれたシーンは涙が溢れました
主人公T.Sの愛らしさは必見です
そしてこの映画の楽しみである冒険シーン、化学を表現するシーン、主人公T.Sの子どもらしい空想の世界は是非3Dでの鑑賞がおすすめです
意外とファンタジーな要素も多く含むので3Dで観ることで楽しさ倍増です
単に「飛び出す」だけの映像ではなく、様々な工夫が凝らされていてとても面白かったです
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