「3Dは「?」。親思う心にまさる親心。」天才スピヴェット 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
3Dは「?」。親思う心にまさる親心。
【賛否両論チェック】
賛:家族と心を離してしまった主人公が、1人旅を通してその愛を再確認していく姿に感動。ラストの家族のシーンがステキ。
否:3Dの必要性には疑問。話の内容も結構理屈っぽく、その逆にファンタジー要素も少しあるので、好みは分かれそう。
一言でいうと、「親心」を改めて感じさせてくれる作品です。一見無関心そうな両親でも、実は子供のことをずっと気にかけてくれていたりする、そんな優しさが詰まった作品です。途中で出てくる「スズメの昔話」も、なんだかステキです。
難点は、やはり天才少年が主人公なので、話すことが何かと理屈っぽくて大変です(笑)。そしてそれとは逆に、主人公と犬が話したりとか、結構ファンタジーな要素もあるので、その辺は温かい目で観る必要があるかと思います。
家族の愛情を再確認出来るお話です。是非ご家族揃ってご覧下さい。
コメントする