「映像は「なるほど3D映画として作られたのか」と言う印象」天才スピヴェット ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
映像は「なるほど3D映画として作られたのか」と言う印象
ジュネ監督らしく美しく、色彩鮮やかで、ファンタジー要素があり、ありそうで無い風景が沢山で、 "盛られた" 田舎と都会の風景と、才能があり可愛いカイル・キャトレットが味わえる、冒険ぼっち映画。
キャラが強すぎる名脇役を沢山演じるヘレナ・ボナム・カーター(時代劇やSFで風変わりな女性を演じることが多い印象)がここでも主人公の母親役で名脇役。
T・S・スピヴェット君を演じたカイル君は、英語、ロシア語、中国語、フランス語を話せて、スペイン語とラテン語も少し話せる凄い子役。(ロシア語は母親から教えられ、中国語学校で週に一度中国語を学び、中国語でインタビューにも答え、今作の撮影クルーは主にフランス人だったため、彼はフランス語を学んで撮影に挑んだとか)2年後にリメイク版の『ポルターガイスト』(2015)に出演してるが、作品は少ない。
最後のビンタとパンチは駄目だろう。
第39回セザール賞では最優秀撮影賞を受賞。
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