「誤解から生まれる愛情もある」天才スピヴェット あやか(。-_-。)さんの映画レビュー(感想・評価)
誤解から生まれる愛情もある
家族は自分を愛していない、と思い悩んでいたスピヴェット。
弟の死で自分を責め、さらに孤独を感じてしまう。
しかし、偉大な発明が権威ある賞を獲得し、ワシントンへ一人旅立つことをきっかけに家族からの愛情に気づくことができる。
いくら才能があってもその価値がわかる環境がなければ、それは何の役にも立たないことをありありと描いていた。
スピヴェットにとっての幸せの形は、賞を取って華やかな世界に身を置くよりも、田舎の家で家族と平凡に暮らすことなのだな、という結末で少しほっとした。
コメントする