ジゴロ・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価
全34件中、21~34件目を表示
ジョン・タトゥーロが監督・脚本を務める。 ウッディ・アレンも出演し...
ジョン・タトゥーロが監督・脚本を務める。 ウッディ・アレンも出演していて、いつもながらの演技をしてくれている。
雰囲気はいいんだけど
花屋さんと本屋さんの従業員同士タッグを組んで、男版援交する話。意外にユダヤ人が絡んだ人種的な話でした。 モウちょっと登場人物たちの魅力が欲しかった。 ウディアレン!が自ら主演するとは!
音楽がとにかくよかった!
音楽がとにかく良くて、サントラ買いたくなった。ジャズが映画全体のオシャレな雰囲気を作っていた。 内容は、宗教が絡まる話で日本人のわたしにとっては感覚的に理解しにくいものだった。 でも、まぁ、愛には痛みが伴うという考えは、共通部分なのではないだろうか。
久々に観たシャロン・ストーン!
出だしは好調な感じだったけど、後半に差し掛かるに連れて間延びしてる感じで思ったほど楽しめなかったかなー。 でも久々に見たシャロン・ストーンにビックリ!もぉすっかりおばあちゃん(^^;;一瞬、SATCのサマンサかと思った…
ちょっとわからんかった…。
大筋は、面白かったと思うけど、ユダヤ教のくだり等、世界では常識なのかも知れないが、正直、よくわからなかった…。 例えば、ラビって何? そして、最後の結末もユダヤ教ならでは(異教徒とは交わらない)なのかも知れないが、正直ピンと来なかった…。 日本の○落問題のような感じかも知れないが…。 ちょっと眠たかった…。
こんな男に逢ってみたい
ウッディ・アレンが出てるけど、あくまでも役者としてであり ウッディ・アレン毒は溢れていないので、 それが好きな人にはもしかしたら物足りないかもしれないけど それが時に辛すぎる私にとってはとても素敵な映画でした。 ジゴロと言うと女を喰いものにしている様な印象があるけれど 実際のジゴロは、この映画の様に女心を熟知してないと なかなか勤まるもんじゃないんでしょうね。 セックスの技だけで女心が掴めるもんじゃ無いですわ。 ウッディ・アレン演じるマレーに ジゴロに仕立て上げられるフィオラヴァンテは 最初はすっごく戸惑っていたけど、実際にフタを開けてみれば 初めての男性に戸惑う中年女性の気持を揶揄するでなく とても暖かく自然にそう言う行為に持って行く。 そう、女性に対してとても誠実なのだ。 お金の関係とは言え、お金を出しても何かを求める女心を 見下したりぜず、丁寧に汲み取り、優しく寄り添うように 暖かい肌と肌のふれあいに誘い込む。 これは出来そうで出来ない。 こんな男となら、もう一度恋がしてみたいと思う。 私が客なら本気で惚れちゃうかも…。 ユダヤ教の事を知らないと解り辛い部分もあるんだけど そこはちょっと脇に置いても、 バネッサ・パラディ演じる未亡人アヴィガルの熱い涙の意味が 胸に刺さってしまう中年女性は多いと思う。 男性より、女性の方がこの映画を好きになるかも…。
のびのび演じる「俳優」ウディ・アレン
ウディ・アレンが監督もせず、脚本も書かず、純粋に俳優として出演する?! 一体どんな心境で出演をOKしたのか? そこに興味があって本作を鑑賞した。 映画の作りは、ウディ・アレンへの敬意が感じられる、洗練されたタッチ。絵の作り込みはキレイだし、音楽もオシャレ。センスがよく、気が利いているのだ。ワンカットの長さも適切だと思うし、若手監督にありがちな自己満足、演出過剰といったショットは、ひとつとしてない。監督、脚本、俳優、三役をこなしたジョン・タトゥーロの力量は素晴らしいものがある。 マレー(ウディ・アレン)は祖父の代から続く、古ぼけた本屋の主人である。だけど、経営難で店をたたむ事に。ふとしたきっかけから、マレーは、友人の花屋で、配管工事もやってのける、フィオラベンテ(ジョン・タトゥーロ)を、ホストに仕立て上げる事を思いつく。マレーの提案に、渋い顔のフィオラベンテ。 「俺はイケメンじゃないぜ」 マレーはなんとか彼を説き伏せようとする。 「ミック・ジャガーがイケメンか?! 大口開けて怒鳴ってるだけだ! 君は女を喜ばせる術をよ~く、知ってるだろ?」 半ば押し切る形で、マレーは「ジゴロ」いわゆる「ポン引き」を開業。 始めてみると「ビジネス」はなかなか好調。だが、あるご婦人が客になったとき、彼らはトラブルに巻き込まれる。 婦人が属するコミュニティーはユダヤ教徒。聖職者「ラビ」がユダヤ教徒としての生き方を厳格に指導していたのだった……。 この作品を理解するためには、ちょっとばかり予備知識を入れておいた方がいいと思う。 自身がユダヤ系である、ウディ・アレンの出自と、ユダヤ教徒としての守るべきモラル、それに生活習慣などだ。 本作を観る限りでは、まるで「元老院」とでもいうような「聖職者・ラビ」の存在と、その影響力が丁寧に描かれている。 本作がちょっとセクシーなコメディ映画、だけでは語れない部分はそこなのだ。 ウディ・アレンは、最近色々とスキャンダラスな話題にさらされているけれど、紛れもなくアメリカ映画界の巨匠の一人。 監督、脚本といった、映画を作る人、フィルムメーカーとして、確固たる地位を築いている。そのウディ・アレンが、なぜ今「ひとりの俳優」として出演をOKしたのか? それは巨匠の単なる気まぐれだろうか? いいや、そんな事はないのである。 本作を観て感じるのは、実に楽しそうに演じているウディ・アレンの姿だ。「ユーモアとウィット」と言う言葉がこんなに似合う「俳優」も珍しい。 そんな「巨匠」をのびのび演じさせてしまう、監督、脚本、俳優のジョン・タトゥーロに、ウディ・アレン”先生”は相当な信頼を寄せているように見える。 なお本作は、決してスケール感のある大仕掛けの大作ではなく、都会の片隅を定点観測し、スケッチするように描いた、小粋な「小品」であることが印象的だ。 僕はそのことに、ちょっぴり残念な気持ちと共に、ウディ・アレンという特異な巨匠のホームグラウンドには 「やっぱり、それが似合ってるんだよな」と思ってしまうのである。
人種問題がピンとこなくて…。
ユダヤ人がらみのコメディストーリーだからイマイチピンとこないネタが多かった気がする。ふつ~にニューヨークでの大人のラブコメ?レベルでしか笑えませんでした、残念。 アレンが監督ではないけど、ニューヨーク舞台にすると実に多彩なキャラクターが勢揃い。レズの歯科医やらなんやら。このレズカップルが3Pを臨みながら真実の愛に感動するシーンは笑えました。 それにしてもアレンはニューヨークの町並みがほんとに良く似合うこと。
センスの良さが!
愛すべき佳作。 おっさんのファンタジーですね。 オープニングから映像も綺麗だし音楽も良い。ジョン・タトゥーロのセンスの良さが伺われます。 そして、タトゥーロ、ウディ・アレンだけでなく、シャロン・ストーンとヴァネッサ・パラディがまた良い! 楽しめました。
女性にモテたいと思う男性は女心を理解すべく観ておく映画ですよ
巨匠;79歳ウッディアレン、彼の映画は観終わった後にプログラムを読みながら隠れたスパイスが込み上げる映画玄人にはたまらない映画。 しかし、この映画はウッディ・アレンがその地位を譲ってまでも脚本に惚れ込んだ監督・脚本・主演の『ジゴロ』齢57のジョン・タトゥーロ。 彼曰く、NY同様に今後の日本の都会女性も仕事で成功すると犠牲にするものが数多い代償がある、そんな女性の心のすき間を埋めてくれるプロフェッショナルな男性が新しい職業として現れてくるのは自然なのでは?と。 タトゥーロ演じる「ジゴロ」都会で闘い、地位と報酬は得るもののどこか寂しさを感じる女性の心をくすぐる『癒し』を提供する職業。 REVIEWで述べられる『あらゆる男性遍歴を経た女性ともなればこそわかるいぶし銀の男の渋さ』は自分も主人公フィオラヴァンテを目指さなければと高いモチベーションを与えられた映画。 女性に絶賛される映画というのがよくわかる、女性にモテたいと思う男性は女心を理解すべく観ておく映画ですよ(^_-)。
全34件中、21~34件目を表示