西遊記 はじまりのはじまりのレビュー・感想・評価
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チャウ・シンチー マジック
独自解釈でゆく、西遊記旅立ち前日譚、とでもいおうか。
お決まりの冴えない貧乏主人公が今回も冴えまくる。
ゆえに身の上に降りかかるトラブルがドタバタ喜劇でナンセンス。
ばっかだなー、と思いながら見ることができる。
が、途中から毛色が代わりはじめ、ラストは意外にも感動的。
この泣き笑いさせて、カッコワルイのに格好良く見せてくれる
チャウシンチーマジックが好きだ。
そこに弱き者への応援歌を感じずにはおれず、
バカバカしいのだけれど、ばかばかしいほどに後からじんわり来る。
構えることなくお気軽、手軽に見られるところもニクイ。
そこに弱き者への応援歌を感じずにはおれず、
バカバカしいのだけれど、ばかばかしいほどに後からじんわり来る。
構えることなくお気軽、手軽に見られるところもニクイ。
しかし釈迦如来、最強過ぎてまさしく畏れおののいたw
本場中国が作る西遊記の世界も、やっぱそこらの美術と違ってイイ!
チャウ・シンチー。貴重な映像作家。
ホントに、始まりの始まりだな!
テンポは悪いがおもろい♪( ´▽`)
チャウ・シンチー版摩訶不思議アドベンチャー!
お馴染み『西遊記』だが、皆が知ってる『西遊記』ではない。
三蔵法師がまだ妖怪ハンターだった頃のお話…。
と言ってもそれは、監督チャウ・シンチーによるオリジナル。
自由度の高い『西遊記 エピソード0』。
若き妖怪ハンターの玄奘。後の三蔵法師。
“わらべ唄”で妖怪の善の心を取り戻そうとするも、いつも失敗ばかり。
何度も危うい所を、美人妖怪ハンターの段に助けられ…。
チャウ・シンチー作品なので、肩の力を抜いて楽しめる娯楽作。
冒頭の妖怪魚退治は、ユニークなアクションの連続。(実はこの妖怪魚の正体は…)
ある妖怪が人間がやって来るのを待ち構える“店”には、人間の丸焼き!…というチョイグロ&過激描写。(この妖怪の正体は…)
何故か段は玄奘に一目惚れ。仲間の協力や妖術を使って、あの手この手。
ここら辺のベタな笑いやギャグはTHEチャウ・シンチー印。
珍道中繰り広げながらの冒険。
旅の目的は、孫悟空。
妖怪ハンターとして、悟空を善き妖怪にする。
しかし今作での悟空、かなりの曲者。
悟空の他後の旅のお供も、かなり独特の姿形で描かれる。
後の三蔵法師と後の旅のお供たちの、奇妙な出会いの物語でもある。
終盤はVFXをたっぷり用いてのアクション。
悟空は大猿の妖怪に変身したりして、何かアレみたい。
鳥山明は『西遊記』に影響を受けてあの超人気漫画を描き、チャウ・シンチーもその超人気漫画路線を目指しながら本作を作ったとか。
確かにこの摩訶不思議アドベンチャー、そんな感じだ。
ありえねー!アクションとベタベタ笑いだが、終盤は真面目に熱くなるのがチャウ・シンチー作品。
悲恋。
僧侶としての目覚め。
そして三蔵法師として、お供と共に、旅のはじまりはじまり。
エンディングに日本人には聞き覚えのあるまさかのテーマ曲。
あ、でも、あのアニメじゃないよ。
観客を楽しませたい!!
劇場で2回観て、程よく忘れたので久しぶりに観ましたが、やはりとても面白いです。観客を楽しませようと、あれこれアイデアを盛り込んで作ったのが伝わってきます。散々楽しませてから、喪失と覚悟で締めるのも上手いです。メイキングやインタビューがぜひ観たいですが、円盤には予告編しか入ってなくて残念です。豚肉が美味そうですし、妖怪ハンターの面々も個性があって良かったです。
意外とエグい
面白かった!
段の部下の女の子が可愛い
なんで見ちゃったんだこんな映画…
期待せずに観ると良い
あんまり期待せずに、まぁ子どもと観るからイイやと思って観たら、面白くない事はなかった。
誰目線だよって感じだけど「少林サッカー」みたいに笑えなかったのは事実。
コメディなのかマジなのかも微妙なところで、コメディかと思って観たらグロテスクだし、人が食べられたり死んだりするので笑いどころもあったけど全体の印象としては不気味だった。
ストーリーは沙悟浄、猪八戒、孫悟空と分けてあるから飽きる事なく観る事は出来たし子どもたちも恐怖とワクワクで最後まで観てたけど、
これを本当の西遊記の前に見ちゃうと西遊記が嫌いになりそうである。
沙悟浄、猪八戒も悪いけど孫悟空が特に悪くて戸惑う。
ドラゴンボールや日本の漫画へのリスペクトを感じた。
CGの使い方とか日本もまずはチャウシンチーを見習うべきなのでは?と思いました。
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