「音楽がいい♪」マンデラ 自由への長い道 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽がいい♪
青年マンデラはヨハネスブルクで法律を学び、やがて反アパルトヘイトを掲げるアフリカ民族会議(ANC)に入党。非暴力主義を唱えていたANCに限界を感じたマンデラはやがて過激な武装闘争を推し進めるが、結局はそのおかげで裁判にかけられる。最初は死刑を望んでいた検察側だったが、裁判官の温情?のため仲間とともに終身刑に・・・18年間は孤島の刑務所にてすごすことになる。ここで自ら反省し、またしても非暴力の思想が・・・前半の見どころは刑務所内での“長ズボンの要求”だ(笑)。
2番目の妻となるウィニー(ハリス)も活動していた。しかし、やがて武器を取ることを選んでしまったウィニーは釈放されたマンデラとたもとを分かつことに。
マンデラは尊敬すべき人物ではあるが、こうした伝記っぽい作りにされるているのががっかりでもある。しかし、ところどころ民衆パワーの掛け声や歌に涙してしまう。マンデラがそうであるのだから、もっと民衆パワーを前面に押し出してくれてもよかったかな。復讐したい気持ちはあるが、そうはしない!アパルトヘイトの悲しさをもっと語られても良かった・・・
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