ポンペイのレビュー・感想・評価
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いろいろ詰め込みすぎ
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:90点|音楽:70点 )
ポンペイというから災害の話かと思いきや、奴隷の剣闘士の話だった。奴隷にされたりそこから身分の高い女との恋愛がある話はありきたりだが、これに無理矢理災害の話を絡めているのには強引さは否めない。美術・衣装・映像は良く出来ていたし、戦いの場面は娯楽として楽しめたから良かったが、奴隷の剣闘士・ローマとポンペイの従属関係・災害は詰め込みすぎ。
最後の災害の場面はこちらもかなりの迫力で大きな見所だった。地震で地盤が崩壊し火山の噴石で町が破壊され津波までやってくると、最早手のうちようが無い。だがこれならば大自然の脅威の前にやはり人間の活動がかすんでしまう。
Is this the end of world? ポンペイの災害を見事に再現したディザスタームービー
紀元79年に実際に起きたヴェスヴィオ火山の噴火で歴史に埋もれた街ポンペイ。発見されるまでの1700年間埋もれっぱなしだったのでローマの時代を現代まで残す貴重な場所ですね。そんなポンペイの災害を最新のVFXを駆使して再現した作品です。
ストーリーは置いといて見所は当時の街並みや火山の噴火シーンでしょう。噴火で埋まる前のポンペイの街並みの再現も素晴らしいです。飛び石の歩道等もしっかりと作り込んでます。そして何より噴火のシーンは物凄いです。ポンペイは19時間程で全て埋まってしまったらしいですが、その災害をとてもリアルにお金かけて頑張って作ってます。実際に山が噴火している映像はTVでしか見たことありませんが、この映像はとても説得力あり、噴火によって崩壊していく街並みを上手く映像化しています。火砕流は時速100キロ近くにもなるそうです。こりゃ迫ってきたら何処へも逃げれませんね。
主演は「ゲーム・オブ・スローンズ」でお馴染みのキット・ハリントン。あの腹筋は本物なのでしょうか?無双過ぎるグラディエーターをかっこ良く演じています。対するヒロイン、エミリー・ブラウニングの目に見える劣化は悲しかった!子役だった「レモニースニケット」の頃は可愛かったのにな~。「マトリックス」のトリニティだったキャリー=アン・モス。「マトリックス」当時からそこまで若くなかったですが只今48歳!もういいお歳なんですね。そして言わずと知れた「24」のキーファー・サザーランドさんはいつも通りのキーファー・サザーランドさんでした。どんな役の設定が来ようとも何も変えていかないキーファー・サザーランドさんブランドです。
しかしストーリーが足を引っ張っているせいか全体的に評価が低く公開時に映画館に行くのをパスした事が悔やまれます。この映像は大画面で観たかった!残念!!
予想とは違ったが、
意外と普通の災害映画仕立て
もっとドキュメンタリー風かと思っていたが、決闘や恋愛とかがメインなぐらいの映画だった。
ポンペイの歴史はあくまでも時代背景や災害あるよって前振り程度。
歴史の出来事のポンペイを観たかったのでちょっと焦点が合わなかった。
"生き様"こそが最大の見せ場
もっと時間を長くするとか(思いきって150分とか)、最期のところをもっと加えて余韻を感じるシーンを増やすとか(都が灰に被われて、栄華も全ても消えた場面や、それから何千も経た中でポンペイの姿はどうなっているかとか)沢山願望はあるけれど、剣闘士のマイロとアティカス、ヒロインであるカッシアが脅威の中で何がなんでも生きることを諦めない、その姿は胸に来た。やっぱり人間最期の時にどう生きるかが真価なんだね。
マイロ役のキット・ハリントン、見るのはこれが初めてだけど台詞に頼ることなしでお芝居してて良かったな。表情だけで伝わるものがちゃんとあって見易かったし、この人役次第で一気にブレイクするんじゃないかな?そう少しだけ感じるほど気になる役者さんだったな。
アティカス役のアドウェールは『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』で拝見した役者だけど、この人善人いけるんだね。子供を助ける時の勇姿、逃げずに戦い抜く姿、あれはカッコ良かったね。しかもこの人DC映画の『スーサイド・スクワッド』出るみたいだし、もしや今後注目の人?って期待したくなるほどだよ♪
カッシアの設定は好きだけど、演じるエミリー・ブラウニングが僕としてはイマイチかな。嫌いな女優じゃないんだけど、何故か物足りないんだよね。『ニンフォマニアック』のステイシー・マーティンって女優さんなら良かったかな(今書いてるこの時が丁度『ニンフォマニアック』のメニュー画面なので)。
色々不満はありますが、それでも思っていたよりは嫌いな映画じゃなかったので、3D版Blu-ray出たらまた見るかもしれないな。
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