「共感できるところもある」ソロモンの偽証 前篇・事件 ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
共感できるところもある
大人はよく見る役者さんたちですが、生徒たちが本当に中学生でした。リアリティあるぜ…。
母親との会話でりょうこちゃんがなぜここまでしたのか映画だとわかりにくいかな。
神原くんちょうかっこいい。
柏木くんがりょうこちゃんと神原くんを試すために死んだのかな?って思ってしまう。
うーん柏木くんの死の真相がまったく想像つかない。
全体的に不気味こわい。
ラストのおかんの現れ方ちょうびびった。
良い役者さんばかりでうれしいわ。
語り部のとおり大人になったりょうこちゃんが語るお話。
なんで学校にいるの?教師になったの?結婚したことは文字数15.11.11
映画の雰囲気こわすぎ!
どん!ばっ!!の表し方がね。
静と動。
中学校でおきた飛び降り。
いじめっ子に手をかけられて落ちたという内容の告発文。
告発文により狂わされた人たち。
起こらなくてよかった交通事故。
いじめる人も、いじめられる人も、いじめを見かけ傍観した人も、みんな不幸。
(小出くんのような事情がなくてもいじめている人はいるかもしれないけど…)
柏木くんさあ…。
世界を退屈、つまらないと感じるのは自分のせいじゃない?
見下したような態度とってさあ。
いじめはやめましょう、と言わない代わりに、
いじめを見てもなんとも思わないタイプぽいしな柏木くん。
つまらぬ者がつまらぬ者を殴ってる、くらいにしか思わなそう。
樹里にも嫌気が指す。
家庭の不満、小出からのいじめでつらい気持ちも想像できるけどさあ…。
これが中学生ならではの感情か…。
中学生なんて自分のことしか考えられないよ…。
樹里の母のモンスターペアレントっぷりがよく表現されている。
キンキンな声、自己流の治療、異常な愛情(愛情…?)
狂気すごい…。
樹里も被害者であるのはわかるけど、こわいよぉ…。
楽しいこと何一つありません、我不幸なり、みたいな態度…。
殴る蹴るは非常ーーーーに悪いことだけど、まだ小出のほうが同情できる。
暴力を振るう父から母を守りたいという気持ちが見えるので…。
おばあちゃんが火災で亡くなり悲しむ気持ちがあるので…。
殴る蹴る暴言暴力は2度とやらずに、強面でもいいから、良い人になってくれていたらなあ。
りょうちゃんはいじめを見て見ぬふりをするところはあっても、全体的によく出来た子。
マスゴミはゴミすぎるし、先生もなんだか。
周りの大人は何も教えてくれない。自分は当事者なのに。
それなら自分たちで決める、って今の自分でも思いつかないわ。
賢い人が多すぎる。
全体的に仄暗く心抉られそうなシーン多め。
たまにホラーのような演出あり。
前半で2時間。
中学生のまだ幼い気持ちがえがかれている作品。
24.6.9 テラサ