「間引き運転」まほろ駅前狂騒曲 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
間引き運転
前作と同じく大晦日の除夜の鐘を聞いてから、じいさん(麿赤児)バス間引き運転を調査するという依頼を受けた2人。バス間引き運転がよほど気になるのが面白い。この麿赤児の長男が監督の大森立嗣、弁当屋を演ずる大森南朋が次男だ。
多田(瑛太)は元妻との間に出来た幼子を半年で亡くすという辛さを味わい、行天(松田)は内科医凪子に精子提供して子をもうけてる。これが父と同じ名前はるだ。子供が大嫌いな行天に黙って、しかも実子という子を預かることを最初は隠していたのだが、あっけなくバレてしまう。
展開があるのは麿赤児たちじいさん連中が間引き運転反対の旗を掲げてバスジャックするところ。そのバスに乗り合わせた行天、はる、前作にも登場した小学生ゆら、そしてヤクの売人しんちゃん(松尾スズキ)、HHFAの代表小林(永瀬正敏)。しんちゃんの残した拳銃が事態を悪化させるのだった。
前作でも刺されて入院した行天。今回もゆらが誤って撃った銃弾の犠牲になり入院。痛々しい展開だった・・・
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