トランセンデンスのレビュー・感想・評価
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ビックバジェットB級映画
「進歩しすぎた科学の恐怖」
…なんてありきたりの題材を、
みごとにありきたりに描き切った意欲作wです。
開始前に日本語ナレーションで映画の説明が入った瞬間に「これはヤバいかも…」って思ったら、案の定トンデモ映画でした。
主役にハリウッドスターを起用し、最先端のCG技術を使ったところで、
脚本の薄っぺらさを補えるわけもなく、
出来上がったのは、まるで90年代のB級映画のようでした。
登場人物の行動原理に一貫性がなく、
状況説明は全て台詞頼み。
描かれるコミュニティが小さすぎて、そんな小規模の話しじゃないよね?!ってゆうツッコミどころ満載です。
一例をあげるなら、
全世界的な脅威のはずなのに、テロリスト頼みってどーゆーこと??てゆう。
あと、めっちゃ頭いい博士の頭脳って設定、意味あった??
いや、博士じゃなくてもコンピュータ思いどうりにできるなら、
もっとすごいことやっちゃうよね?!てゆー。
てゆーかこの場合、無知な頭脳の方が楽しめたかも!
色々できるはずなのに、そーゆーことに利用しちゃうんだ!ってゆーコメディになって楽しめそう。
とにもかくにも、
今時こんなどうしようもない作品よく作れたな、と思わざるを得ない一作でした。
最後の・・・
ある程度の展開は予想出来ていたが、純粋にエヴリンの望む未来を作りたかったんだな〜 もしエヴリンがウィルを信じていたらどんな世界になったのだろうか?人間だから考えも変わり支配しようとしたかも知れないが、ウィルを信じて 彼と一緒にアップロードして欲しい気もした。 リアルの世界でも進化のスピードは早いんだろうが コンピュータが意思を持つのはまだまだ先だな。
人工知能は、悩まない、ってか。
ウィルの脳は死ぬ前にスーパーコンピューターにアップロードされ、「ユア・オウン・ゴッド」とでもいえるものになった。
そういえば昔、
東八郎(東Maxの父とは別人)は死ぬ前に脳を人工頭脳に移し替えられてエイトマンとなった。
エイトマンは東八郎の記憶を持ちながら自分がエイトマンであることについて悩まないのかということが長い間疑問であったのだが、
この映画を見て謎が解けた。
人工知能は悩まないのだ。
何故って、人間ではないからだ。
だから不審なエヴリンを、助けようとはしないのだ。
しかしそういう人工知能は、もはや昔のウィルじゃない。
ではどこまでがウィルだったのか。
アップロードされた時点で、「おまえはすでに死んでいる」のか?
それなら「彼をsaveする」など、最初からできっこないじゃない。
さて、
徐々に介護度の数字が増えていく人よ。
あなたが超越したら、あなたはもうあなたではないのかね?
人類は未知なるものを恐れる
んー 難しい内容ではあった。 とゆーより思っていたよりよくなかった、内容が 人の心を考えさせられる内容だったと思う。 近い未来ホントに起こりうることなのか… 中盤で眠けがきたよ笑
もっと考えてから作って欲しい
展開がとてもかったるくて、見ていて眠くなる。ジョニー・デップが殺されるところから話が始まってもいいのではなかったのではないだろうか。
ナノテクノロジーが万能すぎて、人格まで操ってネットに接続できるくらいになるのはあんまりだった。太陽光パネルも復元するし、あんなのあったら世界中の製造業がいらなくなる。
コンピューターウィルスを仕込むのに、人間に投与するというのも意味が全然分からない。しかもそれが人体に有害であるというのも確かに体にはよくなさそうではあるけど、どう有害なのか説明して欲しい。女がUSBメモリで持ち込めば充分だったのではないだろうか。
テロリストグループも間抜けで、ちょっとうまくいかないと砲撃を始めるのもあまりに短絡的だった。太陽光パネルを砲撃する意味が分からない。
話のとっかかりは面白い感じはするものの、きちんと煮詰めないまま見切り発車していしまったのか、途中で詰めるのを諦めて適当に作ってしまったのか、どっちにしろ賢い人をスタッフに入れて欲しかった。
予告では面白そうだった…
久々の白塗らないジョニデに期待して… やっぱり白塗りだった心意気に、とにかく乾杯!笑 作品自体は、観終えて直ぐに強く思い出したのが「ノウイング」…てとこで察して下さい。 ツッコミ前提のトンデモ娯楽作としては、面白かったと言える設計。 「何故そちらへ行く!?」なんて楽しみ方で観る作品です。 嗚呼…ジョニデ… 鉄板のハズレ組に昇格か?涙
期待しすぎてました
クリストファー・ノーラン総指揮、ジョニー・デップ主演とくれば「インセプション」「ダーク・ナイト」のようなスゴイ映画か!と期待していただけに、あまりにつまらない、残念な作品だった。 巧妙さもひねりも無い脚本で、人工頭脳に世界が支配されるという壮大なテーマの割りには、ちまちまと何のクライマックスも無い作りであった。 2年もの間、基地を築いていたのなら、世界を凌駕するほど強大な力を持った組織となっていてもおかしくないのに、映るのは荒野に広がるソーラーパネルだけ… ヒロインもあんな特異な環境に2年もいても人格に変化無しというのも、感情移入出来ず… さらに、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィーといった名優も活かされず。主演のジョニーに至っては、「ツーリスト」の辺りから全く精彩が無い。「シークレット・ウィンドー」の頃のような狂気さは何処へやら… 唯一よかったのは、ポール・ベタニー。性格俳優として確固たる地位を築いた彼が、内に深い愛情と悲しみを秘めた普通の人を演じて、そのうまさで光っていた。そんな彼を発見出来ただけでも観る価値はあったか…
神殺し
宗教的モチーフというのは多くの娯楽作品に 読み取れるものですが、今作品はそれを意図 的に強く打ち出していると思います。鑑賞後は皆さんそれを感じないわけにはいかないでしょう。神、愛、復活、といったキーワードが作中まんま出てきますし。 ただそれを含めて、心と身体、科学的進歩に対する警告、人間対AIなどの古典的ともいえるモチーフ群をそのまま推進力として話が進んでいくので、ストーリー展開が予想の範囲を出ず。派手なアクション・展開があるわけでもなく、役者陣のハッとなるような演技や唸るカット・演出といったものもない。そういったところで加点もなく、ただただ地味でフツーな仕上がりになってます。 つまらなくはないです。ただ、おもしろくもない。そんな作品でした。
心はうつろう
切実な状況下で人の脳をアップロードすることで人工知能が感情を持ってしまった。 近未来、とはいえ今世紀末には半分くらいは実現してしまうのでは、と思って観ていました。 心はうつろう、自分も相手も。人工知能の中でどんな風に処理されるのでしょう。観終わって、人を人たらしめる感情とは、心とは…と思考がぐるぐる回りました。 冒頭部はもっと少なくていいんじゃないかな、話がこじんまり見えて惜しい気がしました。 レベッカ・ホールが、夫を失うまいと奔走する妻を知的に切なく演じていました。ポール・ベタニーもいい感じでした。 字幕版の作品の前に解説みたいなのが日本語であり、スクリーン間違えたのかと焦ってしまった、どこの劇場でもでしょうか。
超えてはならない一線とは。
人類は、未知なるものを恐れる。
劇中に出てくるこの言葉が全てだと思いました。
愛する者を繋ぎ留めたエヴリンも、AIとして姿を現したウィルを恐れ、不安になり疑ってしまう悲しい運命。
でも、ウィルの行動は生前の意識を引継ぎ、愛するエヴリンの理想を実現しようとせっせと進化していく…
人類が恐れる科学技術とITによって…
その姿は、人類の目からすれば超えてはならない一線。わお!トランセンデンス!だった訳ですね…
ラストシーンのウィルに抱かれて眠るエヴリンの幸せそうな顔が良かった!
疑ってごめん!的な。笑
何故か、ストーリーが淡白に見えたのは期待し過ぎたからだろうか?
強いて言うなら、科学技術反対派とウィル夫妻賛成派の対立や葛藤を丁寧 に描いて欲しかったなぁと思いました!
そう遠くない未来のお話。あなたはどう思いましたか?
おしまい。
微妙。
人の意識をコンピュータにアップロード。コンピュータは意思を持ち、独自に進化を始める。SFと言うか、スリラーと言うか、サスペンスと言うか・・・。そう言う内容です。
人の神経伝達系の信号は、電気信号だと言われているので、その電気信号を解析できれば、もしかしたら、人の意識のデータ化が出来て、コンピュータにアップロード出来るようになるかもしれませんね。でもそれって、データがアップロード出来るだけであって、アップロードされたコンピュータが人と同じ意思を持つという事ではないと思うんですが、どうでしょう?そんなことを言うとこの物語は成立しないので、言わないことにします(苦笑)。
でも、コンピュータが独自に進化すると、やっぱり邪悪な物になっていくんですね。スカイネットもそうでした。ただ、その理由はスカイネットとこの物語ではちょっと違っていて、スカイネットの場合は自己保存と言う観点で人類が邪魔になってくるんですが、この物語の場合はそうではなく『愛』と言うのが、その理由でしょうか。この映画は、『愛』を描いた映画なんだと、最後にわかりました。
悪くはないんですが、良くもないです。ちょっとネタバレ的ですが、ナノテクノロジーのナノロボットが気になりました。ナノロボットで、人々が治っていくというのは良いんですが、それが、リアルウイルスであるかのように蔓延していくとか、あるいは、軍隊アリの如く動くとかね。ちょっとなぁ。何だかなぁと思ってしまう設定ですね。
何ともイマイチ感を覚えてしまう作品でした。
科学技術の怖さ
あと何年かすれば世の中もこうなるのかな… と思うと怖い。 実際、コンピュータが人間を操るなどあり得ないかもしれませんが、100%安全とは言い切れないんじゃないかなー…(これって映画の観すぎ? ) 技術の進歩は素晴らしいことであると同時に、怖いことでもあるというのが良く分かりました。 けど、本作ではあまりクリストファー・ノーランの世界観が出てない気がします。 ノーランといえば真っ先に出てくるのが「インセプション」ですが、全然違う作品だからこれはしょうがないのかな? 監督でもないし。 いい話なんだけど、ええぇっ!と想像を凌駕する所は無かった… 今年公開のクリストファー・ノーラン監督作品 「インターステラー」は、ノーラン版「アルマゲドン」!?的な雰囲気だけど、どう楽しませてくれるのかな…
『インセプション』が残念な出来だったクリストファー・ノーランが製作...
『インセプション』が残念な出来だったクリストファー・ノーランが製作総指揮、個人的に全然好きになれないジョニデ主演のSFが面白いわけがないと思っていましたがやっぱりダメでした。下卑た評価ですが『バーチャル・ウォーズ』、『ターミネーター』、『ID4』、『マトリックス』、『攻殻機動隊』辺りを鑑賞した人には不要な作品。冒頭2分でオチを見せるという野卑な展開にも頭を抱えましたが、本当に許せなかったのは生まれつき全盲だった人をジョニデが治すシーン。「み、見える!」って喜ぶんですが、そんなにすぐさま喜ぶのは失明した人だけではないでしょうか。生まれて初めて目が見えるというのはそんな単純な反応ではないと思います。あともうひとつ気になったのはモニターに映ったジョニデと会話するシーン。そこにジョニデの目は映っていますが彼はその目でこちらを見ているわけではなくて別のカメラで見ているわけで、その辺りを捨象するのはSFに対する冒涜。さらに言うとなんでもかんでもナノマシンで説明する思考停止も許せないです。
攻殻機動隊を知っていると…
AIの自我は「ゴースト」、脳から量子コンピューターへのダウンロードは、「草薙素子と人形使いの同化」と同じアイデアだと感じた。
しかし矛盾を抱える人間を電脳に移植できるのか、誰が正しかったのか、考えさせられる点で悪くなかった。
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